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不思議な声

次の日、ミーさんは朝早く起きると朝ごはんを早めに食べて、魔法使いのところにいくために支度をした。
だが、心の中にはいつも漠然とした不安を抱えていた。
支度が終わるとミーさんはまず、町の銀行に足を運んだ。
銀行で金貨100枚を下ろすと、いっそう不安にかられた。
もしもこの金貨を払って目的が達成されなかったらと思うと、胃が痛くなった。
しかし、ミーさんは他に方法がなかった
ミーさんは不安の中、バスと電車を使って目的地、カルダルについた。
そこから徒歩30分も歩くと、カルダルの丘についた。
丘にはお城のような立派な建物が建っていた。
どうしようかと迷っていると、心の中から声がした。
「そんなところでどうなさったのかな、くまのお方よ」
ミーさんは驚きながら辺りを見回したが、誰もいなかった。
声は言う。「私の名前はダールと申す。そこのお城にいる大魔法使いじゃよ、もしかして、何かお困りでここまでこられたかたかな、では、扉を開こうかの」
と言うと、門が開いた。
ミーさんは驚きながらたたずんでいると、大魔法使いダールは言う。
「ほっほっほっ、驚いたかね、実は先程からアンタを見ていたんだよ、これも魔法のひとつでね。ウィザードアイという魔法なんだね、私はさまざまな魔法を習得しておっての、アンタの悩みごとを解決できるのかはわからんが、とりあえず話だけでもきこうかの、さあ、扉をくぐってこちらへきたまえ」
と楽しそうに言った。
ミーさんは生唾をごくりとのみのがら、冷や汗をふいて、ゆっくりと城の中へ入っていった。

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