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第5話 僕は漢の為に頑張るよ! (9)

だってさ、呂布ママが両手を広げて──僕に見せてくれた物は、真っ赤なミニのチャイナドレスなんだよ。もうね、僕はそれを見て、顔が真っ赤になった──だってそんな、ミニのチャイナドレス等、男の僕が着衣出来る訳ないよね?

 だから真っ赤な顔をしながら「そっ、そんな服──む、無理に決まっているじゃ、ないですか──」と、呂布ママに大きな声で述べたら。
「そんな大きな声を出さないでください──あなた──それに私の事を呂布さんと呼ばないでください!」と、呂布ママは自身の大きな笹耳を抑えながら僕に述べてきたよ。でもね、目上の人の……。それも年上の女性に対してさ、《《呂布》》とか、《《奉先》》とか呼び捨てには出来ないよね?

 だから僕は、呂布さんと呼んでいたのだけど。それではね、どうも気に入らないらしんだよ。だって直ぐに、笹耳を押さえていた手を離し、僕の腕に両手で回して甘えてきた──その後は僕に甘えながら「私はもう、あなたの子を産む妻なのだから。閣下みたいに、ママと妻らしく呼んでください……」と、述べてきたという事だよ。

 まあ、それからは、今の通りで呂布ママと呼んでいるん訳なんだ。

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