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第2話 出会い! (1)

「ひ、姫様、どうされるのですか?」
「放っておけば良いのです。あのような者達は、本当に領主に対して、無礼極まりない輩達ですね」
「でも姫様、借用書がありますから、このまま放置する訳にもいきませんよ?」
「わ、分かりました。何か良い手はないか、思案してみます? ……もう、良い、貴方は下がりなさい」
「はい、分かりました、姫様……では失礼します……」

うっ、ううう……、本当にイライラしますね。
|私《わたくし》に述べてきても知りませんよ。死んだ父や母が作った借金を何故|私《わたくし》が返済しないといけないのですか?

そ、それもですよ、払えないなら、我が家の伯爵の爵位を売れと述べてくるのですよ、あの、クソ商人達は。その上、このお城もよこせと……。

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