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そろそろ遊園地も終わり

6時を過ぎて、遊園地はイルミネーションの中に包まれた。

カオルとトシキは時間を忘れ遊んだ。

2時間が過ぎるとそろそろ遊園地も終わりにちかずいていた。

二人はベンチに座る。

しばらく沈黙が流れた。

やがてトシキは言う。

(カオル、そろそろ遊園地も終わりだな、この辺りで引き上げるか)

それを聞いたカオルはトシキに抱きつきながら甘えた声で言う。

(ヤダよ、トシキ、まだ帰りたくない)

トシキはやれやれと思いながらどうするか考えた。

(じゃあさここを出て居酒屋にでも行くか、そろそろハラも減ったしな)

と言う。

カオルは切なそうな目をしながら言った。

トシキは思わずドキリとする。

カオル

(うん、トシキ、お腹減ったよ、美味しいもの食べに行こ)

トシキはやれやれと思いながら頭をポリポリとかいた。

しかし、このカオルの変貌ぶりをもしも関係者が見たらなんと言うのだろうか。

キョウコあたり、あいつ、完全に猫かぶってんなーと思うことであろう。

カオルたちは遊園地を後にして、モノレールに乗り、駅につくときっぷを渡して階段を下がった。

駅の周辺には、居酒屋はなかった。

二人はどうしょうかとおもいながらタバコを吸った。

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