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ぼく、電動つき自転車いらない

バスが止まりいろいろな子供たちのお

母さんが暖かい目をして待っていた。

カウカウくんとゆうくんがバスを降り

ると、そこに二人のお母さんがやって

きた

二人はバイバイすると、カウカウくん

とお母さんはてを繋いでゆっくりと家

路に向かった。

お母さんは言う。

「カウカウ、さっきの子は誰、見かけ

ない子ね」

カウカウくん

「あー、あの子ね、今日僕のクラスに

転校してきたゆうくんだよ」

お母さんは笑いながら笑顔で言う。

「そう、ゆうくんって言うの、よかっ

たわね、新しいお友達ができて」

カウカウくん

「そうなんだ、ゆうくんねー、今日か

ら僕のお友達になったんだ、とても優

しくて、頭のいい子なんだよ、南の島

から来たんだって」

お母さん

「そう、わざわざ南の島から来たの、

遠いところから来たのね」

カウカウくん

「うん、今日も一日、本当に楽しかっ

たよ、お母さん」

お母さん

「そう、よかったわねー、カウカウ、

ところでね、カウカウ」

お母さんは優しい笑顔で言う。

カウカウ

「なに、お母さん」

お母さん

「あなた、言動つき自転車欲しくな

い」

カウカウくんは下を向いてから話し

た。

「お母さん、あのね、僕ね、電動つき

自転車はいらないよ」

と言った。

するとお母さんはものすごく驚いて聞

き返した。

お母さん

「なんで、あなた、電動つき自転車

よ、すごくいいのよ、乗りたくない

の」

カウカウくんは笑いながら言った。

「あのね、お母さん、僕ね本当は電動

つき自転すごく欲しかったよ、でも

ね、僕ね、毎日新しい友達のゆうくん

とバスで一緒にいきたいから電動つき

自転車欲しくないんだ、それにね、電

動つき自転車は便利知れないけど、無

理する必要なんかすることないんだっ

て事を、ゆうくんから教えてもらった

の」

お母さんは何があったんだろうと思っ

たが、カウカウの無理する必要なんか

ないと言う言葉を聞いて、自分の心の

中にあるモヤモヤが吹き飛んでいっ

た。

お母さんとカウカウくんはしばらく何

も言わないとお母さんが話した。

「そうね、そうよね、何も無理する必

要なんかないのよね、わかったわ、カ

ウカウ、お母さん電動つき自転車レン

タルしないことに決めたわ、いいお友

達に恵まれてあなたは幸せね」

と言ってくれた。カウカウくんは

「うん」と言うと、お母さんは帰りに

スーパーにより、カウカウくんの大好

きなアイスクリームを買ってくれた。

カウカウくんは大喜びしながらそれを

食べて家に帰った。

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