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嫉妬

カウカウさんは友達のリスのピースケ君に笑顔で朝の挨拶をしました。

「おはよー、ピースケ君」

ピースケも笑顔で返しました。

「おはよう、カウカウくん、まだ、眠いねー」と言いました。

そして、ピースケくんは、回りを見回しながら言います。

「あのさ、カウカウくん、もうすぐバスが来るのにようくん、まだ来ないね」

ようくんというのは、人間の可愛い男の子でした。

いつもならとっくの昔に来ているのですが、今日は珍しくまだ来ていませんでした。

このままではバスに間に合わないかもしれない時間帯でした。

カウカウくんは言います。

「ようくん、今日お休みかな、なんか
ようくんがいないとつまんないね」

と残念そうに言いました。

時間は五分たちました。

バスが到着します。

バスの模様はいろいろな動物と人間の子供たちが描かれたカラフルで楽しい模様のバスでした。

バスが停車するとドアが開き、人間の女性であるすぎたさんが現れました。

すぎたさんは笑顔でみんなに挨拶をすると、子供たちをバスに乗せていきました。

もはや、ようくんは来ないのかなーと思ったカウカウさんとピースケくんは諦めながらバスに乗り込みました。

熊の運転者さんが、そろそろ発車しますよーと、すぎたさんにいうと、すぎたさんもなんの連絡もないのでようくんは休みかと思いじゃあ、出発してくださいというと、バスの後ろからもうスピードで接近する一台の自転車が見えました。

すぎたさんは、熊さんにちょと出発するのはまってくださいと、慌てて言いました。

熊さんはじゃあ、まつか、と思いながらあくびをかきました。

後ろから来る自転車はようくんが乗っている自転車でした。

ようくんのお母さんは、ゼエ、ゼエ、ゼエ、と息を漏らすと、「すみません
遅くなりました」と言いました。

すぎたさんは笑いながら「じゃあ、もう出発しますのでと言い、ようくんをのせました。

バスの窓からは子供たちがバイバイーと手を振っていました。

それに答えるそれぞれのお母さんは、優しい笑顔になりながらバイバイと手を降りました。

バスは安全運転を心がけながら幼稚園に向かうためゆっくりと走り出しました。

ようくんのお母さんは疲れきって、その場にダウンしました。

するとそれを見たカウカウさんとピースケくんのお母さんは、笑いながらちかずきました。

ピースケくんのお母さんは言います。

「おはよう、どうしたの今日は、ギリギリだったね」

三人が安堵してると、やっと回復したようくんのお母さんは笑いながら話しました。

「いやね、実は今日、レンタルの電動つき自転車が来るはずだったんだけどね、むこうのミスで、今日の朝届いたのよ、それでね、説明聞いてたらこんな時間になっちやった」と言いました。

カウカウさんとピースケくんのお母さんは笑いながら「なるほどね」と納得しました。

カウカウさんとピースケくんのお母さんは電動つき自転車をまじましとみると、その自転車は新品の品物でした。

二人は思わず「オーっ」と言って驚きました。

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