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第4話 二人は盗掘者?

〈ブォ~ン! ブッ、ブォ~ン。ブォ。ブォ~ン。ブォ~〉

 相変わらず城内の通路──。ダンジョウ内も空間──。気圧と空気を震わせる爆音……。

 そう、近代科学の力、技術で製作された近代機械で出来ている。旧世界の創造神である神や魔王の創造した二足歩行や四足歩行の生ある生き物達。また乗り物として活用できる二足、四足の生ある者達を凌駕する。速度を可能とした二輪の金属機械。その近代機械に後付けで装備された金属排気口──。集合管と呼ばれる物の口から放たれる轟音が、相変わらず響き渡る漆黒の空間に覆われた城内ダンジョンなのだが。

「爺さん? 本当にあるんだろうな?」

「ん? あっ、ある。あるぞ! 間違いなしに……」

「本当だろうな?」

「ああ、この古ぼけた古城のダンジョンの奥の一室にいけば必ずある。この世界に一つしか無い宝……。秘宝と言う奴が必ずある……。何せ? 儂が以前。と、言うか? 生前にわしがそれを奪い! 持ち去る事が叶わなかった秘宝だから間違いはない……」

「ふぅ~ん。そうなんだ? 爺さん……」

 まあ、こんな会話……。

 そう、青年と壮年会話が、この時間城の城内ダンジョウ内を、爆音を撒き散らしながら風のように走り抜ける。ナス紺色のZ400FXの上から聞こえてくる。

 そして、二人の会話の内容を分析すれば。ナス紺色のZ400FXに跨り、搭乗する者達は悪人。盗掘者と呼ばれる悪しき者達で間違い無いと思われる。


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