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決意

疲れきったかおるたちはなんとか車でみさわの家まで向かった。
すでに限界の疲れがきているものたちは深い眠りについた。
運転しているきようすけも限界に近かったが、最後の気力を振り絞って、途中休んで、なんとかみさわの家までたどり着いた。
みさわの家につくと、一行は眠たそうに目を擦りながらみさわの家に入る。
みんなは無言でソファーに座った。
みさわは彼らに暖かいコーヒーをいれると配った。
みんなは「ありがとう」と言って、コーヒーをゆっくりと飲んだ。みんなが黙っているとやがて朝の8時を回っていた。
きようすけとみさわ、は朝の朝食を作った。他のものたちはひたすら眠りについていた。
9時を過ぎた頃、朝食が出来上がった。
みさわときようすけはみんなを起こすと、朝食をとった。
みさわ
「ところでかおる、その指輪の事だけど」
かおるはあくびをしながら答える
「はい」
これからその指輪の力が貴方たちの運命を握るわ、それはね、ソロモンの指輪といって、天使と魔天使を召喚できるわ」
かおるは「天使と魔天使」と言う。
みさわ
「そうね、神話の存在者たちね、本当に存在するのよ、彼らは貴方の味方だけれども、今の貴方には呼べないわ、かおる、これから覚悟が必要よ、いい」
かおるは今回のことでやっと確信をした。
これからこの現実を逃げようとしても、どこにも逃げる場所などないだろう、このまま、黙っていたら確実に殺される、
それだけは避けなければならないことであった。
かおるは意を決して言う。
「わかりました。どこにも逃げる場所はないんですね」
みさわは言う。

「そうね、残念ながらこの世界のどこ

にも逃げる場所はないわ、戦うしかな

いのよ、たとえ、辛くともね」

かおるは言う。

「これから、どうすればいいですか」

みさわは少し考えてから答えた。

「そうね、これからは、強くなるため

に辛い修行が必要よ、ここには貴方の

仲間がいるわ、まだ、出合っていない

協力者たちもね、世界にいるのよ、

まずは、私とバルボアさんのもとで修

行してもらうわ、そのうち、別の方々

にも、手伝ってもらうようになるわ、

まあ、貴方にはきようすけさんがいる

からサポートは万全ね、かおる、強く

ならなければ貴方は確実に死ぬわよ、

いいわね、これからどんな結果になろ

うとも後悔だけはしないでね」

黙っていたバルボアが口を開いた。

「かおるさん、修行は厳しいが、アン

タはもともと凄まじく強い、慣れれば

楽になるさ」

と温かく、楽観的に言った。

かおるは「ありがとう、バルボアさ

ん」と言う。

不安がこみあげていくなか、かおるは

強くなろうと決心した。

それが運命なら、やるだけやろう、そ

れでダメならそこまでの存在だと、思

うだけだ

かおるはこれから厳しい修行の道に行

くことを選んだ。

隣にいたトシキは言う。

「なんにしても、アイツらは確実にか

おるを殺しにくるんだろ、じゃあ今の

うちに手を打つしかないな、かおる、

がんばれ、お前なら必ずやつらよりは

るかに強くなれる、勝負はこれから

だ」

と励ました。

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