2021年1月『注目の自主企画から選んだ作品4選』の1作に選出、2020年8月『第2回ファミ通文庫大賞』中間選考突破。
IT入門書っぽいけど、ユーチューバーを目指す大学生の話です☆
【10万字(第24話)までのあらすじ】
※このあらすじはネタバレ含みますので、閲覧注意!
動画を作ったことはないが、YouTubeの視聴が趣味な大学生の史一。
史一にはITについて、ふわっとした知識しかない。だが、その事を特に気にすることなく生きて来た。
そんな史一は2019年の春のある日、友人の良周に誘われてYouTubeに動画を投稿することを目的としたサークルに加入する。
サークル最初の定例会。サークルメンバーとの初顔合わせで「どんな動画を投稿しているかをサークル外の人に知られたくない」という人がいて、今まで考えたことも無かったネットリテラシーについて考えさせられる事になる。
定例会を経て、実は活動費とサークル棟に部屋を得るにはもう一人メンバーを集める必要がある事が発覚。だが、なかなかあと一人が見つからない。
そんなある日。度々講義で一緒になる白川さんが、史一にある相談を持ち掛ける。白川さんが良周に好意を持っていると感じた史一は、白川さんに良周を諦めさせるために奮闘するのだが、実は彼女は史一たちのサークルに興味があるだけだった。
白川さんを迎えサークルは無事、活動費と部屋を入手する。
サークル室に初めてメンバーが全員揃ったある日。
史一たちは動画編集用のパソコンについてレクチャーを受けた。動画編集用のパソコンは近場の家電量販店で売ってるもではダメだと言われ、史一は反発する。だが詳しく説明を聞くうち、動画編集に使用するパソコンのスペックについて深く知る事になった。
動画編集用のパソコンを買う事を決め、家族に報告。その際、パソコンの件と合わせてお金の使い道にシビアな史一の家族は携帯電話の使用料金について見直をする事に。史一は弟から出てくる節約アイデアの数々に翻弄される。
史一はサークル活動や家族の問題を通して、自分のIT知識の足りなさを痛感しつつ、ネット社会を生きる現代人として成長していく。
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