テクノロジカル・ハザード-くびきから解き放たれたトランスヒューマンは神か獣か- (外部サイトで読む
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和多野光

かつて世界には様々な姿をした神々がいた。
人の姿をした者。獣の姿をした者。植物の姿をした者。魚の姿をした者――多種多様な神がそれぞれの世界を保ち、平和に暮らしていた。
しかし人の姿をした一部の神が他の神々と交わってしまい、獣人や植人(エルフ)、魚人等が生まれ、世界は人型の神で溢れる様になってしまった。
そしてその数が増えるに連れ、次第に人型の神々は争う様になっていった。
姿形が人型になった事によって、それぞれの世界の境界線があやふやになってしまったのだ。
そんな様子を見て嘆く神がいた。
人の姿をした神と交わらず、己の姿を変えなかった原初の神々だ。
彼等は、我が子達が醜い争いを繰り広げる様にこれ以上耐える事が出来なかった。
そこで彼等は増えすぎてしまった人型の神を減らす為、協力して「龍」なるものを創った。
だが、それが失敗だった。
結果として人型の神を減らす事には成功したが、皮肉な事に今度はその創られた龍が牙を剥きだしたのだ。
神を殺す為、神が創り給うた神ならざるもの。
人型の神々を喰らう事によって予期せぬ成長を遂げてしまった龍に、最早見境は無かった。
このままではこの世界自体が崩壊する。と、考えた原初の神々は人の姿をした神と協力して世界を新たに一つ創る事にした。
彼等は自らが生み出した過ち(神々や生物)をそこへ隔離し、世界を強制的に元の姿に帰す事にしたのだ。
これが後に異世界と呼ばれる隔離世界の始まりであった。

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