さよならのキスはそよ風のように (外部サイトで読む

五五五 五

僕の高校時代を象徴するものがあるとすれば、それはやはり彼女なのだろう――少女は少年のすべてを変えた。明日に希望をもたらし、形骸の友情も、虚しいだけの恋も、少年の目に映る世界のすべてを色あざやかに染めていく。彼女が唱えた『魔法の言葉』と、そこに秘められた真実とは。

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読者への感謝の気持ち

 初めて一人称で書いた小説です。三人称より簡単と聞いていたのですが、一人称には一人称の難しさがあると知り、いろいろ勉強にもなった作品でした。
 明るくお人好しで、だけど何かありそうな美少女が過去の出来事で偏屈になっていた主人公に大きな影響を与えていく話です。読んでもらえるとありがたいです。