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第11話 お妖狐さまと美少女?(4)

 自分はここ、この場にいる。ここにいるのよ~。旦那様~。なのに? 何故キョロキョロと、自分自身以外の女性(もの)を探索するのか? と、でも不満を言いたい。

 と、言うことはないか?


 魔王ルシファーさまは、ではなく。魔法少女へと変身? 変わった? 元に戻ったと言いたい方が良いのかな? 金髪碧眼のエルフの少女ルシファーちゃんはね。そんな容姿へと移り変わった少女に天使の笑みを投げかけながら、一樹は声かけられたのだから。

「えぇええ~、うそ~?」と。

 当たり前のように驚嘆を漏らす。

 でも、ルシファーちゃんは『ニコ』だ。己の許嫁、婿殿、旦那さまである一樹へと。無い胸──。貧乳以下の、ぺちゃんことした己の胸を張りながら『エッヘン!』だ。

「うそではございません~。わらわがルシファーで御座います~。それに? 先程から旦那様が探し求めていた金髪碧眼の少女も~。わらわが先程から何度も旦那様へと説明、呟いていた通りでございます~。わらわ、自身が、旦那様が御探し求めていた金髪碧眼の少女で御座います~。」と。

 エルフの美少女姫様であるルシファーさまは、自分自身が、一樹が探し求めていた金髪碧眼の少女だと説明をする。するのだ! と、説明終われば。

 ラブコメ漫画やラノベのお決まりの如く。

『抱っこ~! 抱っこ~!』だよ。

 美少女ルシファーさまの許嫁、旦那さまへと。今迄寂しくこの時間城で精霊化した母である、フェインさまと親子二人で寂しく、寂しく暮らしていたの、わらわは。だから旦那さま、わらわを優しく労り、接し、労ってください。

 さすれば? わらわは、旦那さま、御方さま、大王さまの虜、生涯恋の奴隷として尽くします。と、でも言わんばかりと、言うか? 勢い! 一樹に抱きつき、しな垂れかかり、頬ずり、甘えながら。一樹に魔法少女ルシファーちゃんは説明をする。するのだ!

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