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2.

Side???

どうしてかわからない。
なんの前触れもなく、君が消えてしまった。

これまで、女という女に好かれ、付きまとわれた。
もう飽き飽きしていた。

中身も見ずにゴテゴテ飾り立てたパッケージだけで選ぶ、無駄なショッピングと同じ扱いをされることに、もう嫌気すらさしていた。

だから、かつての僕は……
女というものは、ファストファッションと同じ様に、欲しい時だけ手に入れ、1〜2回ほど「使い倒し」あとは捨ててしまうか寄付をする。
それだけの価値でしかないと思っていた。
そして自分もまた、それだけの存在でしかないと、思っていた。

それを変えてくれたのが、君だった。
君が、僕にとって唯一守りたい、愛したいと思った女だった。

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