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昔話

オールバスは言う。

(じゃあ、話そうか)

ミーさんは動揺しないように心のなかで(はい)と言った。

オールバス

(何からはなそうかな、そうだな、少し君の過去の話を聞きたいな、いい)

ミーさんはドキドキしながら言う。

(はい、過去の話ですね、わかりました、少し整理するので時間をください)

と言った。

オールバスは(いいよ、ゆっくりと考えてね)と優しい声で言う。

ミーさんは整理しながら話し始めた

(僕は一人っ子なんです、お父さんは広告会社の社員で、お母さんはスーパーでアルバイトをしていました)

オールバス
(フム、フム)

ミーさん

(子供の頃はお父さんもお母さんも忙しくて、あんまり学校から帰ってもいなかったり、僕の話を聞いてくれることがあまりありませんでした。)

オールバス

(なるほど、それからどうしたの)

ミーさん

(僕は頭のできが良くなくて、それでよく、両親に怒られました。僕は期待に応えようとしたんですがうまくいきませんでした。

それから高校生になってもなぜか、友達が怖くなってしまい、あまり長らく付き合ってくれる人たちはいませんでした。

僕はCDとかいろんなものが欲しくなって、野菜の仕分けの工場でアルバイトをしたんですが、ミスをしてしまい、えらく怒られました。

そんなことをしてるうちに、お父さんがガンになってしまって入院してしまいました。

オールバス
(なるほど、大変だったね、本当に)

とオールバスは心底同情した。

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