バナー画像 お気に入り登録 応援する

文字の大きさ

第4話 人魚の姫さま日本に! (2)

しいとは、見惚れてしまったけれど。
この近代日本の電機の灯りで照らされて──ハッキリとお顔が確認できるようになると。更に見惚れる程の美しさだと再確認できたよ。

だからお二人が『いいなぁ~!』と思うと、溜息でそうだよ。『はぁ……』
だけどさ、僕は、そんなにも美しい人魚の姫様に、今から少しばかり注意をしないといけないと思うと。かなり心苦しいよ……

でもさ、述べない訳にもいかないから、優しく注意をするね。

「日本の家はですね、姫様の住んでる、お城とは違って土足厳禁なのですよ。大変に申し訳御座いませんが、ここで宜しいので。靴は脱いでもらえませんか?」

僕がね、そう答えたら。姫様今度はビックリしたお顔を始めたよ。これがね、何度も見たけれど。苛めたくなる程に可愛いんだよね。

「えっ? 日本という国は土足厳禁なのですか? それは知りませんでした? ラフィーネ後ろに後退後退……またまた玄関に戻りますよ」

「はい、分かりました姫様! ではでは下がりますね……」

まあ、二人はね、こんな感じで、慌てて玄関に戻ろうとしたのだけど。ここはね、僕自身の株を上げたいし。お二人には優しくて、気の利く頼りがいのある男だと。僕自身を印象付けたいから。慌てて口を開いたよ。

「あああ、姫様、ラフィーネさん大丈夫ですよ。僕が運ぶので、この場所で、靴を脱いでください……」

僕二人にね、声を掛けるとさ、慌てて詰め寄ったんだよ。特にさ、お二人とも、容姿というか……着衣している服装がラフではない。中世仕様のドレスに甲冑だから、簡単に靴を脱いでくれと述べられても。脱ぐ事が簡易でない気がしたから。僕が二人の前で膝を付いて座り込み。
「二人とも脱ぐのに大変そうだから、僕の肩を使ってくださいね」
と、述べたんだよ。先程も述べた通り、優しく言葉を掛けたよ、二人にね。(エヘ♪)

しおり