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第3話 丞相閣下からの誘い? (2)

「いいや、儂は女神ではないのだが、どうかしたのか?」

「いっ、いや、違うなら、別にいいけれど……そ、それよりも君、本当に動画でなはくて自分自身の意思と言葉で、僕に話し掛けてくれているんだよね?」

「うむ、そのつもりなのだが、ここから話し掛けているから不自然だしの。お主が今述べた通りに、モーチュブの動画にも見えない事もないではないの」

 まあ、腕を組み悩んだ顔をしながら、褐色の肌した少女は、クリクリとした紅玉の瞳で話し掛けてくれるんだよ。
 そのね、顔がさ、とても可愛くて、僕は見惚れそうなんだ。
 だって、女神様? と、僕自身が思うぐらい、容姿の整った美しい少女なのだから。ついついと、それもしつこいぐらい、彼女の顔や容姿を確認したよ。

 そして、あれ? ッと思って、気になる事があるから。彼女に質問をしてみた。

「うん、そうだね、見えない事もないよね……。でも、君の容姿は僕とは違って──大変に変わった容姿をしているね?」

「そ、そうか? 儂は普通だと思うが?」

「いやぁ~、あのね君、そんな事はないとは思うけれど?」

「そうか? そんなにお主が悩むほど、儂は変で似合わない服を着ているのかのぉ~?」

 と、悩んだ声を出しながら、僕に述べてくる。女神のような彼女──着衣している服の裾を両手で掴みながら、くるりと回って見せてくれるよ。

 だから年頃の僕は、ついついと、釘付けになってしまうし。更に見惚れて、目が離させないよ。

 だって、少女は、女神様ではないにしても、褐色肌した立派な笹耳を持つ、妖精種のダークエルフの女性のようだからね。

 まあ、何度も言うけれど、年頃の僕には本当に目の毒だし。

 ……それに、分かれ離れになってしまった。ゲームの中の僕の妻仕様の戦姫カードの彼女と被るようだよ。

 だからスマートフォンの中から話し掛けてくれる彼女を見てるとね。本当に心が安らぐようだ。

 う~ん、それにしても、この娘こは、僕がプレイしている三國オンライン戦記に登場するような、ダークエルフの戦姫達の、リアルバージョンというか三次元仕様みたいだよね。

 だって、服装の方も、漢時代の王様や丞相などが、着衣しているような、冕冠べんかんや服装仕様のようだから。

 それに、え~と……。下の着衣の方もズボンでは無くて、ミニスカート仕様な所も類似しているけれど。本物のダークエルフの女性だと、こんなにも可愛んだ……。

 と、僕は心から思ってしまう。


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