その花は、夜にこそ咲き、強く香る。 (外部サイトで読む

木立花音

相貌失認(そうぼうしつにん)。
女性の顔が見えないという先天性の病を発症している少年、早坂翔(はやさかしょう)。
夏休みが終わった後の八月。彼の通っている小学校に転校してきたのは、類稀な美貌を持つ転校生、水瀬茉莉(みなせまつり)。
しかし彼女には、幾つか不可解な点があった。

誰とも目を合わせず、会話をしようとしないこと。
誰に対しても、心を開かないこと。
女性の顔を認識できないはずの彼なのに、何故か水瀬の顔は見えること。

顔が見える、ということを後ろ盾にして親密になりかけた二人であったが、結局は疎遠となり卒業の日を迎えてしまう。

それから二年。
クラスアート実行委員として再び一緒になった二人は、夜に芳香を強めるという匂蕃茉莉(においばんまつり)の花が咲き乱れる丘を、題材に選んで作業にはいる。
ところが、クラスアートの完成も間近となったある日、水瀬茉莉が不登校になってしまう。

姿をくらました水瀬を捜し求めるなか、遂に彼は、これまで感じていた違和感の正体に触れていく。

  • 重要なフレーズ

    重要なフレーズ

    後ろ盾
    匂蕃茉莉
    ぼうしつ
    相貌失認
    芳香
    美貌
    みなせまつり
    早坂翔
    題材
    においばんまつり
    正体
    違和感
    水瀬茉莉
    不登校
    先天性
    転校生
    なか
    少年
    小学校

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