幸せだったはずの生活は、一瞬にして崩れ去った。
人を守るはずのヒーローによって俺は妻を殺された。ヒーローを憎みながらも、何もできないまま抜け殻のように十年を過ごした。
そして十年がたち、ヒーローへの憎しみも一人の生活にも慣れたころ。空間震（くうかんしん）の発生現場に俺は居合わせた。十年前と同じようにフリアージが現れそしてその攻撃を受けてしまう。
朦朧とする意識の中、ヒーローが現れ間一髪のところを助けられるが。ヒーローを目にしたことで治まっていたヒーローへの憎しみが戻ってきたその時、俺はヒーローになる力を手に入れる。
これは、ヒーローを憎んでる俺が、ヒーローになる話。
なろう、カクヨム、たいあっぷにて掲載中。
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