かなっぺ

(カナッペ)

  • パラレルワールドの魔法使い

    かなっぺ

     山田太郎は、ごく普通の高校二年生である。

     そんな太郎の前に、突如、普通ではありえない人物が現れた。

     その人物の名は、タロ・ヤマーダ。
     二頭身のデフォルメ体型をした彼は、なんとパラレルワールドに住むもう一人の太郎だと言う。

     そんなタロは今、ピンチに陥っていた。
     先日行われた進級試験にて、過去最低点を叩き出し、このままでは留年してしまうと言うのだ。

     タロが留年を回避して進級するには、学校から課せられた追試試験に合格するしか方法はない。

     そしてその試験内容は、

    『この世界に住むもう一人の自分こと山田太郎を幸せにする事……それすなわち、現在太郎が片想い中の相手、水城妃奈子と太郎を恋仲にする事!』

     何とも傍迷惑なこの試験。

     制限時間は本日から一週間。

     果たして太郎は一週間以内に妃奈子と恋仲になり、タロは無事に最高学年に進級する事が出来るのだろうか……。

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    時代
    現代
    舞台
    日本
    学校
    パラレル
    主人公の性別
    主人公の年齢
    10代
    主要登場人物の属性
    少年
    少女
    高校生
    幼馴染
    魔法使い/魔女
    その他の要素
    ラブコメ
    友情
    バディもの
    コメディ
    ハッピーエンド
    ツギクル小説大賞
    第5回ツギクル小説大賞
  • 災厄の精霊憑き達

    かなっぺ

     この世界には八つの精霊がいると言われている。
     火、水、風、地、雷、氷、闇、そして光。
     
     しかしこの世界の人間達は、一部を除く精霊の事を快く思っていない。
     彼らは天変地異を起こし、人々を苦しめると伝えられているからだ。

     だから精霊に憑かれた人間は、災厄を呼ぶとされ、人々から忌み嫌われ、最悪この世から排除されてしまう。

    「だから精霊に憑かれた事は誰にも知られてはならないよ。知られたら今まで味方だった者も掌を返し、全ての人間が敵になってしまうからね」

     これは、そんな精霊憑きを巡る話。
     たった一つの選択を間違えた事から始まる、火の精霊憑きの話。


    ※更新停止中。
     気分次第で、増えたり減ったり止めたりします。
     カクヨムでも同じモノを書いています。
     のんびりとお付き合い頂けましたら幸いです。

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  • 偽りの姫君

    かなっぺ

     王族の者が受け継ぐ力。それは『治癒能力』である。

     彼女の名はロジィ。ヒレスト国の国王と一般人の間に生まれたため、『混血』として幼い頃に王家から追放されてしまった、ちょっとだけ戦闘能力の高い、普通の女の子である。
     その高い戦闘能力を活かせる仕事に着いていたロジィだが、最近、彼女は腹違いの妹に当たるヒレスト国の第一王女、リリィ姫の影武者として、姫を守る仕事を始めた。そしてその仕事の最中、ロジィはマシュール王国の第一王子の側近、ウィードに一目惚れをしてしまったのである。
     しかし彼と親しくなりたいとロジィが願う反面、彼女を王子を狙う暗殺者だと勘違いしてしまったウィードは、あろう事かロジィに斬り掛かってしまう。
     それによって、百年の恋も冷めてしまったロジィ。

     しかしそれはまだ、二人の出会いの話に過ぎなかったのである。

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    舞台
    異世界
    主人公の性別
    主人公の年齢
    10代
    主要登場人物の属性
    貴族
    王族
    その他の要素
    剣・魔法
    ラブコメ
    ハッピーエンド
    プティル小説大賞
    第3回プティル小説大賞
  • 転生したらまた私だったので、国が滅んだ原因を調べたいと思います

    かなっぺ

    「シュラリア国のために、死んではくれないか?」
     王国騎士団に所属するアーニャは、国王陛下の命令によって、自国を守るために命を落とした。
     しかしその五百年後、アーニャは再び『アーニャ』として転生する。
     そこは前世よりも平和になった未来の世界、アヴニール国。そこで再び生を受けたアーニャは、とある事故が原因で前世の記憶を思い出す。周りを見れば、そこにいるのは前世でも見た事のある顔ばかり。つまりアーニャは似て非なる未来の世界で、もう一度『アーニャ』としての人生を送っていたのである。
     前世で生き別れる事になってしまった仲間達と再び会う事が出来ると喜んだアーニャであったが、彼女は前世で自分の命と引き換えに守った国『シュラリア国』が、彼女の死後、僅か十年で滅んでしまった事を知る。大好きな人達が笑って生きている未来を信じて死んだのに。それなのに何故シュラリア国は十年で滅ぶ事になってしまったのか。その破滅の運命を変える事は出来ないが、破滅してしまった原因を調べる事は出来る、いや、調べなければ前世の『アーニャ』が死んでも死にきれない! そう思ったアーニャは、その原因を調べようとするのだが、そんな彼女の前に一人の少年が現れる。それが前世でアーニャが恋した男、ライアン。しかしこの男、前世ではアーニャの恋心を迷惑扱いした上に、事あるごとにアーニャを非難し、そして最期まで彼女に対して冷酷な態度を崩さなかった、最低最悪冷徹クソ男だったのだ。
     その前世の影響から、アーニャは現世ではライアンの事を嫌っているのだが、逆に現世のライアンはアーニャに気があるらしく、事あるごとに関わろうと近寄って来る。
     今更好意を寄せられるとか、本当に迷惑! さっさと前世の婚約者とくっ付いて、私の事は放っておいて下さい!

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