かなっぺ

(カナッペ)

  • 災厄の精霊憑き達

    かなっぺ

     この世界には八つの精霊がいると言われている。
     火、水、風、地、雷、氷、闇、そして光。
     
     しかしこの世界の人間達は、一部を除く精霊の事を快く思っていない。
     彼らは天変地異を起こし、人々を苦しめると伝えられているからだ。

     だから精霊に憑かれた人間は、災厄を呼ぶとされ、人々から忌み嫌われ、最悪この世から排除されてしまう。

    「だから精霊に憑かれた事は誰にも知られてはならないよ。知られたら今まで味方だった者も掌を返し、全ての人間が敵になってしまうからね」

     これは、そんな精霊憑きを巡る話。
     たった一つの選択を間違えた事から始まる、火の精霊憑きの話。


    ※不定期更新です。
     気分次第で、増えたり減ったり止めたりします。
     カクヨムでも同じモノを書いています。
     のんびりとお付き合い頂けましたら幸いです。

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  • メモリーオブラビリンス~ゲームの世界に転生した罪人、世界を救うまで終われない~

    かなっぺ

     柊朔矢は罪人だ。何をしたのかは覚えていないけれど。
     そんな彼は死後、世界征服を目論む魔王から、世界を救う勇者『サクヤ』として異世界ファンタジーの世界に転生する。
     しかしその奮闘虚しく、サクヤは仲間であるエリーの裏切りによって命を落としてしまう……という世界を、サクヤは何度も繰り返していた。実はこの世界、サクヤの前世に存在した、ゲームの世界だったのだ。前世で罪を犯してしまったサクヤは、その罪を償うべく、この世界をリアルに救わなければならなくなってしまったのである。

    「クリア報酬は、前世の過ちを犯す前に戻れる事。失敗すればもう一度ゲームのやり直し。死んで救えませんでした、なんて失敗は許されない」

     何度も、何度も、同じ世界を繰り返すサクヤ。前世の記憶がないその状況で、果たして彼は世界を救い、前世の世界に帰る事が出来るのだろうか。

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  • 偽りの姫君

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     王族の者が受け継ぐ力。それは『治癒能力』である。

     彼女の名はロジィ。ヒレスト国の国王と一般人の間に生まれたため、『混血』として幼い頃に王家から追放されてしまった、ちょっとだけ戦闘能力の高い、普通の女の子である。
     その高い戦闘能力を活かせる仕事に着いていたロジィだが、最近、彼女は腹違いの妹に当たるヒレスト国の第一王女、リリィ姫の影武者として、姫を守る仕事を始めた。そしてその仕事の最中、ロジィはマシュール王国の第一王子の側近、ウィードに一目惚れをしてしまったのである。
     しかし彼と親しくなりたいとロジィが願う反面、彼女を王子を狙う暗殺者だと勘違いしてしまったウィードは、あろう事かロジィに斬り掛かってしまう。
     それによって、百年の恋も冷めてしまったロジィ。

     しかしそれはまだ、二人の出会いの話に過ぎなかったのである。

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    舞台
    異世界
    主人公の性別
    主人公の年齢
    10代
    主要登場人物の属性
    貴族
    王族
    その他の要素
    剣・魔法
    ラブコメ
    ハッピーエンド
    プティル小説大賞
    第3回プティル小説大賞
  • 転生したらまた私だったので、国が滅んだ原因を調べたいと思います

    かなっぺ

    「シュラリア国のために、死んではくれないか?」
     王国騎士団に所属するアーニャは、国王陛下の命令によって、自国を守るために命を落とした。
     しかしその五百年後、アーニャは再び『アーニャ』として転生する。
     そこは前世よりも平和になった未来の世界、アヴニール国。そこで再び生を受けたアーニャは、とある事故が原因で前世の記憶を思い出す。周りを見れば、そこにいるのは前世でも見た事のある顔ばかり。つまりアーニャは似て非なる未来の世界で、もう一度『アーニャ』としての人生を送っていたのである。
     前世で生き別れる事になってしまった仲間達と再び会う事が出来ると喜んだアーニャであったが、彼女は前世で自分の命と引き換えに守った国『シュラリア国』が、彼女の死後、僅か十年で滅んでしまった事を知る。大好きな人達が笑って生きている未来を信じて死んだのに。それなのに何故シュラリア国は十年で滅ぶ事になってしまったのか。その破滅の運命を変える事は出来ないが、破滅してしまった原因を調べる事は出来る、いや、調べなければ前世の『アーニャ』が死んでも死にきれない! そう思ったアーニャは、その原因を調べようとするのだが、そんな彼女の前に一人の少年が現れる。それが前世でアーニャが恋した男、ライアン。しかしこの男、前世ではアーニャの恋心を迷惑扱いした上に、事あるごとにアーニャを非難し、そして最期まで彼女に対して冷酷な態度を崩さなかった、最低最悪冷徹クソ男だったのだ。
     その前世の影響から、アーニャは現世ではライアンの事を嫌っているのだが、逆に現世のライアンはアーニャに気があるらしく、事あるごとに関わろうと近寄って来る。
     今更好意を寄せられるとか、本当に迷惑! さっさと前世の婚約者とくっ付いて、私の事は放っておいて下さい!

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