153章 帰宅後
ミサキは仕事を終えて、家に戻ってきた。1日に2つの仕事をしたからか、体はクタクタになっていた。しっかりと休みを取らないと、明日の勤務をするのは難しい。ミサキを待ってくれている人のためにも、欠勤は絶対に避けよう。
本来はすぐに眠りたいところだけど、おなかを満たさなくてはならない。5人前のカツ丼、5人前のいくら丼、カロリーメイトなどで、おなか一杯にしようと思った。おなかを満たすことで、よりよい睡眠を実現可能となる。
ミサキは完成したカツ丼を、豪快にかきこんでいく。たっぷりと汗をかいたからか、いつもよりもおいしいと思えた。
5人前のカツ丼を食べたあとは、いくら丼を口にする。プチプチの食感は、食べるものを幸せにした。
カロリーメイトを口にする。こちらについては、カロリーを補助するのが狙いだ。あまり食べたくないとき、食事を短時間で済ませたいときに重宝する。
食事を終えると、睡魔に襲われた。そのまま眠ってしまいたいけど、汗を洗い流しておきたい。そのままの状態で眠ると、布団は汗まみれ。
お風呂に入るのではなく、シャワーで済ませようと思った。シャワーであったとしても、汗を十分に洗い流せる。
ミサキはシャワー室に向かう途中で、アヤメの水着姿を思い出す。すぐにとはいかないけど、あんなふうにきれいになれたらいいな。同じ女性からしても、アヤメはあこがれの対象だった。