左遷されたギルド職員が辺境で地道に活躍する話~なお、原因のコネ野郎は大変な目にあう模様~ (外部サイトで読む

みなかみしょう

元冒険者にして現冒険者ギルド職員のサズは左遷された。

原因は、大臣にコネを持つヒンナルという男。

彼は理不尽にも、ヒンナルがサズの仕事を横取りしたのだ。

冒険者引退後、必死になって仕事を覚えたギルド職員。
周囲から認められ、初めて任された新規ダンジョン攻略の計画立案。

その準備が整い、あとは実行に移すだけという時に、これ幸いとばかりにヒンナルは権力を使って仕事を奪い取った。
このままでは自分だけでなく、ダンジョン攻略する冒険者にも迷惑がかかるとサズは抗弁。

それが悪かったのか、辺境の支部へと左遷が決まってしまった。

行き先はピーメイ村。
かつて世界樹と呼ばれる大ダンジョンが存在し、今では廃れた消滅寸前の集落だった。

このまま山奥で一生を過ごすのだろうか、そう思っていたサズだったが、事態は思いも寄らぬ方向に転じる。

辺境で起こる様々な事件、
それに対応するための冒険者復帰、
新たな力、
頼れる同僚、
素晴らしい温泉、

そんな多くの出会いと出来事が、左遷され、将来を断たれたはずのサズの未来を照らし出していく。

一方、諸悪の根源のヒンナルは、想像以上に難しい仕事に直面し、徐々に破滅への道を歩んでいた。


※残酷な描写あり、は念のためです。

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