逆行した聖女はギルドの受付係に転職しました (外部サイトで読む

雨宮れん

十五の春、聖女として王宮に招かれたレミリアは、その三年後魔王討伐に成功した。

この戦いが終われば、恋人のライムントと結婚することができる――そう思っていたのに。

だが、戦いに参加していたライムントの異母兄ベルナルドは、レミリアとライムントの知らないうちに他の仲間と結託し、"魔王と通じた偽物の聖女と裏切りの王子"として、レミリアの目の前でライムントを処刑。

次にレミリアにその剣が向けられた時――レミリアは、禁じられた魔術を発動させた。
レミリアの命と存在を犠牲にして、望む相手の魂を過去に送る禁呪を。

だが、気がついた時、過去に戻っていたのはレミリアの方だった。

なぜ、ライムントではなくレミリアが過去に戻ったのだろう。

過去に戻ったレミリアは誓う。
過去の仲間達に復讐することを。
今度はライムントの側には近づかないことを。
すべては、ライムントを守るために。

仲間を集めるため冒険者ギルドの受付係となったレミリアだったが、なぜか、王宮にいるはずのライムントがレミリアの前に現れた。

すべての感情を失うという呪いをその身に受けて。

近づかないと決めたはずなのに、一緒の時間が長くなれば、どうしても気持ちは揺らいでしまう。

出会う前に戻った聖女が、もう一度愛を掴むまで。

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