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冒険36

一方、ヘラの家。「ねえねえ、ヘラ様、あなたはダンテさんのことを好きですか?」ネクはヘラに聞きました。「す、す、好きではないです!た、ただ。。。」ヘラは言いました。「ただ?ただ何?」ネクは聞きました。「た、ただ彼は良い人です、素敵で強いいい人です!俺は感心しただけだ!」ヘラは言いました。「なるほど、なるほど。つまりヘラ様はダンテさんのこと好きではないですね。なら私はダンテさんの愛人になりますよ。」ネクは言いました。?!はあ?!何言ってんの、お前?!死にたいのか?ネク、お前は死にたいのか?」ヘラは少し怒った。「じょ、冗談ですよ、ヘラ様。。。お、怒らないで。。。」ネクは言いました。

「あんな骸骨一体どこかいいのか、我は本当にわからない。骸骨を好きになる生物、我は聞いたことがない。真面目な話に戻りましょ、ヘラ、ゴブリン族が動き始めたのは本当か?もし本当に動き始めたら、他の種族も多分動いたはず。」婆様は言いました。「本当だ、婆様。ゴブリン族はもう動いた。それに情報によるとトカゲ達はいろいろ準備しています。他の種族の情報はまだ手に入れてないが、おそらく彼らも準備していると思う。」ヘラは真剣に婆様に言いました。「我の予想通りか。。。あの呪いの心臓を手に入れるために、戦争が起きるかもしれない。もし戦争が起こったら、ラニア族は逃げ場がない、そうするとラミア族は戦うしかない。」婆様は残念な事実を言いました。

ラミア族は女性しかいない、男性がある種族と戦うのは勝算が少ない。「婆様、どうして皆はあの心臓狙っているの?あの呪いの心臓、悪魔の心臓は本当に凄いのですか?」ネクは婆様に聞きました。「この問題は馬鹿すぎる、ネク。悪魔の心臓の威力は本物だ、その心臓は手に入れた人に世界を転覆する力を与える。「な、何それ。。。世界を転覆するほどの力?本当にあるの?どうしてその心臓は私達ラミア族と関係あるの?」ネクは聞きました。


「その質問、俺が答えよう。悪魔の心臓を取るのは簡単なことではない、心臓を取るために正確の場所や時間が必要。今回悪魔の心臓が皆の前に現れるのは3日後の夜、月が一番高いの時。残念ながら現れる場所は俺たちラニア族が住んでいるところの近くの森になる。戦争が起きたら俺たちは逃げ場がない、戦っても勝算は少ない。」ヘラはネクに言いました。「そ、それは大変じゃない!わ、私達はどうしますか、ヘラ様?」ネクは聞きました。「勝利を手に入れるための鍵は一つだけある、それは俺が悪魔の心臓を手に入れる!」ヘラは言いました。

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