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第四章 王国:主要登場人物

<主な登場人物>

バレンシュテット革命軍:独立戦隊ユニコーン小隊

ラインハルト・ヘーゲル
主人公、男 金髪 アイスブルーの瞳 長身
無口でクールだが両極端な性格。愛するものには優しく、敵には残忍。
幼い頃の記憶が無く養父に育てられ、純粋に「家族と故郷を守る軍人になりたい」との想いから徴兵の際に革命政府軍士官学校へ進学。ヒロイン・ナナイと出会い行動を共にする、ナナイと相思相愛の恋人。
ユニコーン小隊隊長。革命軍少佐。
ガレアス艦隊の撃破により二階級特進。帝国騎士(ライヒスリッター)十字章(クロス)を叙勲される。
この武勲により帝国騎士(ライヒスリッター)の筆頭である緋色の肩章(レッド・ショルダー)の騎士となった。
クラス:上級騎士(パラディン)


ナナイ・ルードシュタット
女 金髪 瞳の色はエメラルド 
帝国最大最高位の大貴族ルードシュタット侯爵令嬢で皇太子の婚約者(フィアンセ)
皇太子の行方を探しながら革命政府打倒を目論み革命政府軍士官学校へ入学する。
主人公ラインハルトと出会い心惹かれ行動を共にする、ラインハルトと相思相愛の恋人。
ユニコーン小隊の副隊長。革命軍大尉。
ガレアス艦隊の撃破により二階級特進。帝国騎士(ライヒスリッター)十字章(クロス)を叙勲される。
クラス:聖騎士(クルセイダー)


ジカイラ
男 東洋系 黒目黒髪 筋骨隆々 ラインハルトの相棒。
義理人情と物事の筋道を重んじる性格の仁侠の徒。
捨て子で産着に書かれた東洋文字から「ジカイラ」と命名された。従って「家名」は無い。
暗黒街育ちの元海賊。凶悪犯専用の特等刑務所に無期懲役囚として収監されていた。
特等刑務所の「凶悪犯再教育プログラム」により士官学校へ入学する。
同じ小隊のヒナを気にかけている。小隊の副隊長(副長)で委員長タイプのナナイが苦手。
ユニコーン小隊の前衛メンバー。革命軍中尉。
ガレアス艦隊の撃破により昇進。帝国騎士(ライヒスリッター)十字章(クロス)を叙勲される。
クラス:戦士(ウォーリアー)


ティナ・ヘーゲル
女 栗毛 ラインハルトと同い年の義妹。
明るく快活、喜怒哀楽はハッキリしている性格。
ユニコーン小隊の後衛メンバー。革命軍中尉。
ガレアス艦隊の撃破により昇進。帝国騎士(ライヒスリッター)十字章(クロス)を叙勲される。
クラス:僧侶(プリースト)


ハリッシュ・チャウデゥリー
男 南方出身 メガネ
理知的でおしゃべり。魔法の勉強をするために士官学校へ入学。
幼馴染で共に士官学校へ入学したクリシュナに片想いしている。
ユニコーン小隊では参謀役を務める後衛メンバー。革命軍中尉。
ガレアス艦隊の撃破により昇進。帝国騎士(ライヒスリッター)十字章(クロス)を叙勲される。
クラス:魔法使い(メイジ):爆炎系


クリシュナ・カンチャーナ
女 銀色の髪 琥珀色の瞳 南方出身  
おっとりとした天然。魔法の勉強をするために士官学校へ入学。後に召喚魔法も使う。
ハリッシュの幼馴染でハリッシュの片想いに気づいていない。
クリシュナから見たハリッシュは「幼馴染の友達以上恋人未満」。
ユニコーン小隊の後衛メンバー。革命軍中尉。
ガレアス艦隊の撃破により昇進。帝国騎士(ライヒスリッター)十字章(クロス)を叙勲される。
クラス:精霊使い(シャーマン)


ケニー・ジョンブル
男 東洋系 黒目黒髪 
おとなしい手先の器用な斥候(スカウト)
弓と自作のショートソードであるケニースペシャルを使う二刀流。
同じ小隊のヒナに片想いしている。
ユニコーン小隊の後衛メンバー。革命軍中尉。
ガレアス艦隊の撃破により昇進。帝国騎士(ライヒスリッター)十字章(クロス)を叙勲される。
クラス:斥候(スカウト)


ヒナ・オブストラクト
女 東洋系 黒目黒髪 ポニーテール
兄弟が役所勤めであるため役所への就職試験を受けたが失敗。両親と喧嘩して士官学校へ入学した。
キャスパーやハルフォード達から暴行を受けた時に助けてくれた小隊長のラインハルトに慕情を持っているが、傍らにはナナイがいるため、遠くから見ている。
ユニコーン小隊の後衛メンバー。革命軍中尉。
ガレアス艦隊の撃破により昇進。帝国騎士(ライヒスリッター)十字章(クロス)を叙勲される。
クラス:魔法使い(メイジ):氷結系


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 メオス王国

メオス王国

ポクリオン王
民と兵士を愛するメオス王国の国王。
バレンシュテットとの戦争では、国境の街ヴァンガーハーフェンの街に本陣を置き、メオス王国軍全軍を指揮している。


ガローニ・ドクター将軍
若い頃、アスカニア各地を武者修行で巡り、各国や各地の事情に精通している。
文明が中世レベルのメオス王国に比べ、近世レベルに近いバレンシュテット帝国の軍事力はケタ違いに強力であり、魔法科学文明の水準もメオス王国より遥かに上であることを知っている。
バレンシュテットとの戦争に消極的であり、早期講和を主張する。


ナブ・エング将軍
圧倒的な軍事力の差により常に王国側が引き下がる形で問題を収めてきた歴史から、バレンシュテット帝国を憎み、血気にはやる。バレンシュテットとの戦争に積極的であり、首都攻略を主張する。
ジカイラと一対一で戦闘して大怪我を負い、早期講和に主張を変える。


クルト・クル隊長
メオス王国軍、四番隊隊長
兜に鶏の頭のような飾りをつけた「武人の誇り」を重んじる軍人。

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