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 せかへい 外伝18


 著者:pirafu doria
 作画:pirafu doria


 第1話
 【魔道具ショッピング 其の1】




 オーボエ王国にあるショッピングモール。そこには多くのものが売られており、そのうちの一つに魔道具を専門として扱うお店がある。



 魔道具の中でも日用品を扱う。魔道具日用家具店。そこにある人物がやってきていた。



 その少年の髪は青く。整った顔の持ち主。赤いマントを羽織り、中には制服を着ている。
 その少年はシーヴ・レーベル。王立魔法学園に通う学生だ。



 彼は王国で一人暮らしをして学業に取り組んでいるのだが、その暮らしの中である魔道具が壊れてしまいそれを買いに来たのだ。



「え〜っと、ここは料理系だから……向こうか」



 シーヴはご飯を炊くことができる魔道具やパンを焼くことができる魔道具のコーナーを通り抜けて、奥にあるコーナーへと進む。



 シーヴがたどり着いたのは、洗濯物を洗うことができる魔道具のコーナーだ。
 これは洗濯機であり、四角い構造をしている魔道具で大きさは人の半分くらいある。



 服などを入れて、魔道具を起動すると、水の魔法で中を浸した後風の魔法で回転させて服を洗う。そのあと水を魔法で消すと、火の魔法と風の魔法を使って服を乾かすのだ。



 かなり便利な魔道具であるが、値段が高く金持ちでしか手に入らない結構レアな魔道具だ。
 王国では使っているものもいるが、村などでは使っているものは少なく。一つ一つ手で洗っている。



 しかし、シーヴの家にはこのような魔道具が沢山あり、それらを活用して生活を楽にしている。



 これらの魔道具は転生者が開発したものとされており、元あったものを魔石を使い、再現したものである。



 シーヴはどれを買おうかしばらく悩んだあと、店員を呼んで相談して、買うものを決めた。



 買うことにしたのは、魔道具を生産するメーカーでも有名なリズという店の洗濯機を買うことにした。



 シーヴは大量の金貨を払い、洗濯機を購入。魔法で洗濯機の重さを軽くしたあと、それを持って家まで帰った。



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 今回は魔道具を購入するシーヴの話を書きました。



 なんか転生ものあるあるの転生者が異世界でもとある世界のものを作って大成功みたいなものになってしまっています。



 まぁ、この設定が便利なので、こうしていきたいと思います。



 でも、魔石を使って作るし、材料費が高いのであんまり流通していないみたい。
 そのためお金持ちしか買えないものみたい。



 シーヴの家系は医者でシーヴも医者を目指しています。
 人の命を預かる仕事。そのため収入も多いのでかなりの金持ちです。





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