暗黒騎士と堕ちた戦乙女達 ~女神に見捨てられた底辺騎士だけど姫たちが殺されそうなので魔神の加護で闇堕ちさせてみたらチート軍団が出来上がりました~ (外部サイトで読む

水都 蓮

 ――女神が見捨てても、俺は決してお前達を見捨てない。

 宰相と教会が手を組み、引き起こされたクーデターにより皇女と三人の公爵令嬢達は、両親を殺され、今まさに断罪されようとしていた。

 しかし、それを救ったのは、女神の加護を剥奪され、何のスキルも使えなくなった《底辺騎士》アベルであった。


 神童と謳われながら女神に見放されたことで《底辺騎士》と蔑まれ、見下され続けてきたアベルは、女神への信仰を捨て、魔神に魂を売ることでその《権能》を得た。
 そして、《暗黒騎士》となったアベルは、皇女達にある決断を迫った。


 ――選べ。信仰の先の絶望か、闇に塗れた希望か。


 魔に魂を売ってでも、生き伸び、国と家族を奪った者たちへ復讐することを望んだ皇女達に、アベルは《魔神の加護》を授け、彼女たちを闇堕ちさせた。


 これは、底辺と蔑まれた《暗黒騎士》と四人の黒化した《戦乙女》達が希望を掴むまでの物語である。

  • 重要なフレーズ

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