霊や妖怪の類いを視る事ができる女子大生、｜藤倉 要《ふじくら かなめ》。視る力に加えて、会話する力、浄化する力…霊力者や陰陽師、巫女などにとっては喉から手が出るほど求められる強大な力を持っている要だが、基本的に表立って行動しないので業界からの認知度は皆無。
要にとって大事なのは、とにかく普通に過ごす事と…周囲の大切な人達を守る事だけ。宝の持ち腐れと言われようが思われようが、決して目立った行動は取らない(取りたくない)。必要に迫られて力を使ったとしても、逃げ足も天下一品。これまで正体がバレた事はないのが密かな自慢。
育ての両親は人外で、親友は地縛霊。更には近辺の霊や妖怪達とも仲が良いというとんでも環境に身を置く要。育ての両親いわく、現代の安倍晴明！…らしい。
どちらかと言わなくてもヒッソリ過ごしたい派の要が、霊や妖怪達の相談に乗ったり解決したり、本業の方々に目をつけられたり巻き込まれたり、時々召喚したりされたりする、主に日本を舞台とした現代ファンタジーっぽいお話。
※この物語限定の設定、創作単語が多々あります。実在した登場人物に関する設定もこの物語限定です。
この物語は完全なるフィクションです。
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