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高校生の藤堂秋也(とうどうしゅうや)は成績優秀だけど、どこにでも居る普通の男の子。
三年生に進級する今日からも、普通の学校生活を過ごすつもりでいた。
秋也には普通に過ごしたい理由があり、それは『人には言えない秘密』を抱えていたからだ。
その秘密は、家族や親友達だけが知っていて──
「秋也……いつまで、そんな格好をしてるんだ? 絶対にバレないって言ってるだろ?」
「無理だ! あの正体が俺だとバレたら、恥ずかしくて学校に行けない!」
──と、秘密を知られないために必死になっていた。
そしてある日、秋也は校舎裏にある、大きな木の下で一冊の日記を拾う。
日記を持ち主は、顔も名前も知らない女の子だった。
その女の子と不思議な交流が始まり、秋也の高校生活は一変する──
その交流は──交換日記。
戸惑いながら始まった交換日記は、いつしか秋也の毎日の楽しみになっていく。
二人の交流が続いたある日、一冊の本の貸し借りをすることになった。
その本をキッカケに二人は『顔と名前を知らないまま』出会うことになり──
──秋也は女の子にも『秘密』がある事を知る。
一冊の日記から始まった二人の繋がりは、いつしか秘密を共有し合う仲になり、二人の距離は更に近付き、惹かれ合っていく……
──これは一冊の日記、一冊の本から始まる、二人の恋の物語。
カクヨムにも同時連載をしています。
更新は1週間に1~3話です。
【私の書く物語は、ざまぁ、エロ、ハーレム、即落ち、は一切ありません。そういうお話を探してる人にはオススメしません。又、ヒロインとの本当の出会いは少し先になります】0クル
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ある街で生まれ育った男の子と女の子。
家も隣同士で、年齢も同じ。自然と毎日を一緒に過ごしていた。
男の子の名前は「桜井寛人」
女の子の名前は「佐藤遥香」
「ずっと一緒にいるんだ」とニコニコと笑い合う2人……両親もそんな2人を笑顔で見ていた。
遥香は人見知りで、いつも寛人の後ろに隠れていて、寛人の前でしか笑顔になれなかった。
寛人は遥香の笑顔が大好きで、僕が守るんだ! と小さいながら心に決めていた。
少し時が過ぎ、小学校3年生になってすぐのある日、そんな日常が予想も出来ないまま終わってしまった。
前触れもなく、突然訪れた2人の別れ。
寛人は遥香に、遠くに引っ越しをする事実しか伝える事ができなかった。
寛人が最後に見た遥香の顔は……大好きな笑顔ではなく、泣き顔だった……
離れてしまった「ひろと」と「はるか」
7年の時が過ぎ、2人の生まれ育った場所とは違う、遠く離れた場所……
西城市に舞台を変えて、高校1年生になった寛人は西城高校へ入学し、遥香は東光大学附属高校へ入学する。
2人は「吉住寛人」「相澤遥香」として、お互いに幼馴染だと気付かないまま再会する。
2人は気付かずに惹かれ合うが、会えなくなった幼馴染への想いに悩まされ、そして乗り越えていく。そんな「寛人」と「遥香」を繋ぐ恋の物語。
※更新は1日1話ずつです。
※なろうにも同時掲載してます。
【ハーレム・即落ち・ざまぁ・イチャイチャしてるだけ等は一切ありません。ひとつの物語として書いてます。そういうのをお求めならお勧めできません】0クル
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