美麗白狐の死霊軍団 幼女と共に大陸を襲うっ!(カクヨム、ツギクルにも掲載しています)
ヒノモトから転生し、祟り神と化した、美しき白狐の娘“楽市”は、異世界へその邪悪な瘴気をまき散らし、ありとあらゆる物を死に至らしめた。
それだけでは飽き足らず、巨大なスケルトンやゴーストを、大陸へ大量に放ち異世界を蹂躙する――――
ように見える、狐娘のお話です。
――――藤見の森を行く。
夏の蒸し暑い夜である。
その中を、二匹の兄妹狐がすたすたと行く。これがただの狐ではない。
人の姿を模した白狐と呼ばれる、妖しの類であった。
二人は迷うことなく、馴染みの赤ちょうちんへ入った。
引き戸に触れることなく、するするとすり抜ける。兄妹はそう言う類の者だ。
しばし飲む。するとほど良く酔った妹が兄に絡んだ。
妹は艶っぽく兄を見つめる。
そんな仲睦まじく酒を飲む兄妹に、凶事が襲う。
何者かが二人の憑代である、狐の石像を破壊しようとしているのだ。
破壊されれば、兄妹の存在は消えてしまうだろう。
客も疎らになりちびちびやっていたら、いつの間にか妹が消える。
兄も石像を破壊され、その存在が消えていく。
破壊の痛みに倒れ伏し、もがき苦しむ兄。
しかし眼だけは虚空を睨み、その瞳に漆黒の憎悪を宿らせる。
兄は石像の頭を砕かれるその瞬間まで、虚空を睨み続けた。
そして、異世界へ――
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読者への感謝の気持ち
AI分析による作品総評
ツギクルくんから
2020/05/05 07:10:14
いつもWEBコンテンツポータル「ツギクル」をご利用いただき、ありがとうございます。
ファンタジーブレインで分析した結果、ファンタジーとの相性は587aiと判定されました。
ファンタジー作品の中でも珍しい設定がたくさんありますね。
文章のバランスが良く、読みやすいと感じました。
文章としては、読みやすさをしっかりと重視して書かれていると感じました。
若干同じ表現がされている箇所が目立つので、いろんな表現を入れるよう意識してみてください。
現実を忘れるような没入感でした!
ファンタジーならではの各種分析結果や類似作品も是非ご覧ください。これからもツギクルをよろしくお願いします!
これからも引き続き創作活動を応援しております!
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構成要素
ファンタジー要素19%
SF要素14%
歴史・時代要素13%
恋愛要素12%
ミステリー要素10%
その他要素32%
特徴語楽市 夕凪 ゴーレム イース 尻尾 ストーン 鬼 白狐 二人 声
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文章の読みやすさ
読みやすい読みにくい
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一文の平均文長
9文字
一文が長いかな
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平均句読点間隔
12文字
句読点の間隔が長いかな
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改行までの文字数
10文字
改行までの文章が長いかな
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名詞の出現率
19.10%
ちょうどいいね
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動詞の出現率
11.14%
ちょうどいいね
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接続詞の出現率
0.2463%
ちょうどいいね
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受動態の出現率
0.5455%
ちょうどいいね
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文章の傾向
硬い軟らかい
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ひらがな出現率
40.25%
ひらがなが少ないかな
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特殊語の出現率
20.96%
記号などがちょっと多いかな
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地の文とセリフの割合
8:2
セリフが多いかな
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空行率
37.99%
空行が多いかな
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文章の構造
複雑シンプル
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異なり形態素比率
72%
標準的な表現力だね
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単語の重複率
31.33%
多くの単語を使っているね
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