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〜第1ゲーム〜 3つのゲームはデスゲーム

「最近さ、ニュースにもなったゲームの噂あるじゃん。あれヤバいよな」

「うん。でも、本当だったら――」

最近はどこに行ってもこの話題で持ち切りだ。子供も大人も気になっているその話題。それは、

「スリー・センティスト」

このゲームは昔からある3つのゲームの全てを合わせたゲーム。

1つ目。「エンジェル・センティスト」
天使を育てて、魔物を倒すといったゲーム。

2つ目。「パワー・センティスト」
プレイヤーが5つの力、火と水と木と闇と光の力を使い、魔物を倒すゲーム。

そして、3つ目。「デス・センティスト」
このゲームは都市伝説として昔からあり、魔物を倒すといった共通点があるゲーム。ただ、この2つのゲームと違う所はゲーム内で死んだら現実世界でも死んでしまうということ。勿論、都市伝説なので本当にこのゲームをプレイした人がいるかは不明だ。なぜ、ゲーム性が分かるかも不明だ。

この3つのゲームを合わせたゲーム。つまり、「スリー・センティスト」は死人が出るということだ。
実際、死者は既に出ており被害は13人。政府はこのゲームについて、この国に必要のない人物は排除する。そのためのゲームだ。と、語っている。

で、なぜこのゲームは子供達も大人達も恐れているか。それは、このゲームは日本に住んでいる国民、中学生以上は全員プレイしなければならないということ。そして、今日の午後6時までに国民への配布が終了するということ。

今俺は学校にいるので帰ったら届いているだろう。

国民が恐怖に包まれている。

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