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第3話 心霊研究部

とある日、中島の大学の心霊研究部の
部長とあうことになった。

中島からは変わった奴だから注意しろと
警告を受けている。

最寄りの駅の線路の向こう側、商店街を抜けて10分ほど歩いた所にドデカい一軒家があった。

「おっさん、ここだょ」中島

中島がインターホンを鳴らすと扉が開き中にはいると50メートルくらいの石畳の道があった。
敷地内に池だの鳥居だの和風の景色が
広がっていた。

建物に着くとまたインターホン。

「あっ俺、ドク開けて」中島

どでかいドアがスライドして開いた。

想像するなら御用邸とか官邸だな。

「宜しい!こんにちは、お待ちしてました」

いきなり宜しい!はおかしくないか?
見るからにガリ勉みたいな奴が出てきた。
イガクリ頭に顔はヨーダみたいな奴だ。

「#藤波学__フジナミガク__#といいます☝️」
(フジナミガク?ドクじゃねーのか?)

「さぁどうぞ2階の研究室へ」

2階にあがると理科室のような20畳くらいの部屋に通された。

周りを見渡すと、大槻名誉教授と稲川淳二が額縁に飾られてる、その他にもオカルト界の有名人の写真が飾られていた。。

とあるブースには心霊写真らしきものが大量に貼られてたり、事件らしき記事も貼られていた。

100インチ以上のプロジェクターでは、番組名は忘れたが、超常現象の肯定派と否定派のバトル番組が流されている。

部員なのかわからないがドクとかいうやつの他に女性2人がなんかの作業をしていた。

「宜しい!僕は通称ドクと呼ばれてます
ドクター(博士)を略してドクです。」


「あの2人は助手のアスカくんとミコくんです。彼女たちは今、新作を製作してもらっているので邪魔しないようにお願いします☝️」

色々ごちゃごちゃいっているが説明すると
名称どおりオカルトなどを研究しているようだ。

中島も部員だったが心霊スポットなどの現場で中島の能力が研究の妨げになり部からは追放されてしまったようだ。

僕に興味を持ったのは、能力が再起動してからの上昇幅、回復速度を調査したいとのこと

なぜ稲川淳二と大槻名誉教授を崇拝しているかと聞いたところ、昔は両者の派閥で世の中の考え方も分かれていたが
近年、霊体がパルスメーターなどに反応するように霊体が電気物質ではないかといわれ科学で証明できるところもあるようだ。

ドク的にはオカルト、科学の視野から物事を考えて解明してくのが良いと判断したようだ。

例えば、オカルトと宇宙人
両者が交わることがなかったのが
第一次オカルトブームだった。

人間の進化は手足が小さくなり脳が大きくなる、これがグレイと呼ばれている宇宙人と似ていて、グレイ自体が地球人の未来の姿ではないかという仮説もある。

2000年くらいまでの人間の進化の想像はここまでだった。

その後人口知能の発達などにより
グレイ以上の未来人はが想像ができるようなった。

それが体を必要としない、意識だけの姿に進化するらしい。いわゆる体を持たない魂だけになるという。

意識(魂)の状態がメインになりアバターみたいに物質に入り込み操作をして過ごしていくことができる。

これが怪奇現象の憑依に近いらしい。

仮説では実はあの世が現実で
この世が仮想空間という考え方がある。

あの世の記憶を残したまま、この世で生活したのがブッダ、キリストなどとの事。
現代で言うと転生ものだな。

この世でどういう人生を過ごせばポイントが稼げて、あの世で優雅な暮らしができるかを伝えてるのが経典や聖書となる。📚

以上は僕の質問に長々と答えてくれた、内容だが、僕にはまだ理解できない。信じるか信じないかは貴方次第です!

「宜しい!風間さん、あなたは廃墟巡りが趣味だと聞いているので、今度私の計画のもと霊体を映像にとらえてください。あわゆくば、連れてきてください。」

「もし連れてきたらボーナスは弾みますょ」

(なんだこれ、給料でんのか?)



🌟次回予告、藍原、ミコと神奈川の廃トンネルの心霊調査にいく、藍原の隠された能力とは。。。」


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