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プロローグ

___2XXX年、9月10日。
その日は日本、いや、世界中の人々にとって忘れがたい一日となった。
 なぜなら_____世界人口その約5割の人々が犠牲となった出来事が起こったからだ。
その日は日本は晴天に恵まれた。いつもなら残暑が厳しいのにその日は珍しく快適な気候であった。
行き交う人々は互いに談笑を楽しみながら何気ない日常を過ごしていた。そんな時にあの地震が世界中を襲った。震度は大きくないものであったが、揺れている時間が長く、5分以上続いた。ようやく収まったことに安堵した人々だったが、直後、さらなる絶望に見舞われた。人々の目の前に見たことのない生物たちが突如出現したのだ。そしてその生物たちは人々を襲いだした。人々は必死に抵抗したが自衛隊や警察の持つ銃火器も生物たちには効果がなく、なす術がなかった。だが、希望がないわけではなかった。不思議なことにいくつかの大学や高校、小中学校などや病院、市役所などの公共施設は謎の光を放ち、生物たちを退けていたのだ。人々はそこに逃げ込んだ。しかし、光が放たれている場所には全員が入ることができなかった。それからの日々を人々は生物たちに怯えながら暮らすことになった。
そのことは後に“魔物大侵攻”<モンスターパレード>と呼ばれるようになった。
だがしかし、そんな中、立ち上がる者たちもいた。その者たちは一匹でいた一番弱そうなウサギのような生物を複数人で囲むことで、大きな怪我もなくその生物を倒すことに成功した。そして、その者たちの脳内に声が聞こえた。
『ウィーケストラビットの討伐を確認。討伐者たちに貢献度に応じて経験値が付与されます。また、条件を満たしたので職業が選択できます。さらに、初のパーティでの討伐も確認、全員に称号が付与されます。』
これが人々が初めて世界の仕組みに触れた瞬間であるとされている。
だが、本当に初めて世界の仕組みに触れた者は彼らではない。
本当に初めて世界の仕組みに触れた者を人々は知らない。
これは、本当に初めて世界の仕組みに触れた者が面倒ごとに巻き込まれたくない一心でスローライフを送るために奮闘する話である。

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