ホラー短編集です。
★白い足跡は終わらない悪夢を彷徨う 17年間、一度も休むことなく働いた会社。忙しすぎる毎日にウンザリしていた黒木奏一は、秘境のような何も無い所で、のんびり過ごしたいと思い一週間の休みを取った。従兄妹の春子に電話をかけて、オススメの宿は無いかと聞くと「宿ではないけど今は誰も住んでない祖父の家はどうか?」と紹介されて行く事になった。そこは雑木林に囲まれた周りには何もない場所で、かなりの年月が経ったと分かる古い家が建っていた。最初は、レトロな感じが面白くて楽しかったのだが、次第に家の中で奇妙な事が起こりはじめる。
★恋する人形~愛しい人にずっと傍にいて欲しい~ 夢のマイホーム購入して2年が過ぎた頃、異変は起こり始めた。毎月18日に玄関先に天パの毛玉が置かれるようになったのだ。
★奥に秘そむ優しい怖い ボク(タカト)は小学校の校舎の窓から、外で遊ぶ同級生たちを眺めるのが好きだった。ある時、ボクの姿がクラスの子たちに見えていない事に気がついた。けれど何故だか親友のソウタにだけは、ボクが見えている。 不自然で歪な日常と、その奥に密む真実。
★呼び声は黄泉声。 会社から帰宅途中、不意に俺を呼ぶ声が聞こえてきた。誘われるように闇色の路地に入って行くと、そこには今にも朽ち果てそうな家が建っていた。
★視線 家にいても、外にいても、いつでも感じる視線。好意からだったとしても、それは恐怖でしかない。
★お・と・し・モ・ノ ひたひた……。と、迫る。悪意に答えた瞬間、人生は狂い始める。
★俺の傍には誰かいる。 突然、決まった転勤。そして何となくで借りたアパート。会社から帰ってくると無人のはずのアパートには灯りがついていて見知らぬ女性が部屋の中にいた。異変は次々に起こり始める。
★猫の村 この村では毎年、人が消えて猫が増える。 ツラい事があったら猫又村へおいで。全てを忘れて楽しく暮らせるよ。
小説家になろうとカクヨムにも投稿しています。
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