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「何があっても、私から離れない?」

「うん、離れない」

 なんか、告白しているみたいだ。

「では、お願いします」

「うん」

 水谷さんは、少し笑ってからうなずいた。

「じゃ、私はここで……」

 水谷さんとは、昨日と同じ場所で別れた。

『友達』か…

 何してるんだろ僕は……

 別に水谷さんと友達になるのが嫌な訳ではない。

 正直、女友達なんて居なかったし
 強いて言えば、みさき先輩くらいだ…

 そもそも、みさき先輩や瞳以外の女の子と話した事なんてなかった。

 それが、水谷だと自然に話す事が出来る。

 不思議だ……

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