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2025.2.9(小説の懸念)

 何を書こうか。何を書こうか。いつもここから始めていく自分がいる。
 やはり、今日もここから始めていくこととなる。
 
 最近の懸念として、暇な時間が増えることに伴う小説の不振が発生してしまうのではないかということがあったが、今のところは大丈夫となっている。
 むしろ、以前と同じかそれ以上のペースで小説が進んでいく。これは嬉しい誤算であった。
 とにかく自分の中に、暇になる=小説が書けなくなるという図式がこびりついており、それを回避するためにいろいろと策を考えだしたのが功を奏したのだと思う。
 筆写配信は、自分にとって大きな力となっている。
 同様に、強制的に見ることを続けている映画というのも、間接的に自分に物語を作り出す力を与えてくれているのだろう。ゲオの散歩も。
 ただ、ここでやはり気になっているのは、どうしてもその強度ということだ。
 現状、これまでの来し方をみれば、確かに一定の成功は納めている。
 だが同時に、それはあくまで最初の出発地点からの成長率の話であって、目指すべきところから考えた時、まだその強度は甘いと言わざるを得ない。
 毎日のように小説を書けるようになった。そうして義務のもの以外にも、ほどほどに時間を置いていると小説を書きたいゲージのようなものがたまっていって、散発的に短編が出来上がっていく。
 自分はこの地点から、さらにもう一歩進めて作業を成し遂げていきたいと思うのである。

 一つには作業をする時間。自分は一時間のうちに、30分を筆写、残りの20分を執筆、あと10分を再び筆写というサイクルで進めている。実質、執筆にあてている時間は20分だけだ。
 それも細かく見ていくと、小説①に10分、小説②と小説③にそれぞれ5分ずつとなるので、結局それぞれの小説に書けている時間は雀の涙ほどである。こんなことでいいのだろうか。
 いや、これでも前進はしているのだ。以前は毎日書き続けることさえ難しかった。ファイルを開くのに苦痛を感じた。今では、とりあえず筆写配信をすると流れでやるようになっているので、それ自体はとてもいいことだと思っている。ただ、こうして改めて時間を書き出してみると、やはりその時間の短さに不満が残る。

 じゃあ伸ばせばいいじゃん、となるのだろうが、ここからが難しい。
 なかなか自分のスケジュール管理というものが不安定になってきている。
 ただ方向性としては、最低限度が確保できたのだから、それを伸ばしたいということに尽きる。
 また、もうひとつ考えておかなければならないテーマとして、本を通してのインプットをどう増やしていくかということがあるが、これはまた別の機会に考えることとする。

 今日のところは以上です。ありがとうございました。

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