バナー画像 お気に入り登録 応援する

文字の大きさ

(モノローグ・ジュノ)メランコリー!? 傷心ジュノの恋愛相談!!

 朝、ケイゴがアッシュと一緒に俺の泊まる宿にやってきた。

 冒険者はよほど裕福でない限り家などもてない。俺のようなしがない冒険者は安価な仮宿住まいがお似合いだ。

 きっと俺はよほど酷い顔をしていたのだろう。ケイゴが顔を洗うジェスチャーをした。

 ケイゴには「座って待っていてくれ」と言い、冷たい水で顔を洗ってきた。

 ケイゴは「買い物に付き合え」と言ってきた。

 ああ、サラサへのお返しか。俺もどうしようかと思っていたんだ。二人で渡せるなら気が楽だし好都合だからな。

 俺はOKした。


 歩きながらケイゴとは色々と話をした。といっても一方的に俺が話をし、ケイゴはうんうんと頷くだけだったが。

 それでも、気持ちはずいぶんと軽くなった。ケイゴは余計なことは一切言わない。

 誰にも相談できなかったことを話したのはケイゴが初めてだ。

 きっと言葉が通じないから話の半分もわからなかったんじゃないかと思う反面、こうして俺が一番辛い時に隣にいてくれている。

 なので、理解してくれているんじゃないかとも思う。それでも、何も言わないで聞いてくれるのが一番ありがたい。


 俺とケイゴはアクセサリー屋に行き、二つセットでつけると合いそうなデザインの違うシルバーと青い宝石でできたネックレスと髪飾りをそれぞれ購入することにした。

 ネックレスはケイゴ、髪飾りは俺だ。これならサラサも喜んでくれるだろう。


 サラサの店に立ち寄り、ブレスレットのお礼だと言って渡したらとても喜んでくれた。

 サラサの笑顔を見て俺は心が少しだけ痛んだが、ケイゴのおかげで前ほどの痛みは感じなかった。

 ケイゴに全てを話せたことで、サラサへの気持ちが吹っ切れた気がする。

 ぐちぐち悩むのは男らしくない。新しい恋でもはじめるとしようか。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 サラサに失恋し、傷心しているジュノの悩みを聞いてあげたケイゴでした。
 実は主人公は人間への警戒心が強いだけあって、人間の感情にとても敏感だったりします。(女心は結構な頻度で読み間違えることがありますが……)

(作者のモチベになりますので本作が気に入ったら、評価、お気に入り登録、応援コメントよろしくお願いします🐉 書籍、コミック、ニコニコ漫画での連載も宜しくです🐕)

📘📕📗📙📗📙📘📕📗📙📘📕📘📕📗📙
2023年6月9日発売の【商社マンの異世界サバイバル、コミックス5巻】の予約が楽天ブックス様にて開始されました!!

作者ツイッターのリンク、もしくは「楽天ブックス 商社マンの異世界サバイバル」などで検索していただければと思います!

みなさんご予約、何卒よろしくお願いいたします!
📗📙📘📕📘📕📗📙📘📕📗📙📗📙📘📕

しおり