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第14話 『昨日の敵は今日の友』

遊び場



著者:ピラフドリア



第14話
『昨日の敵は今日の友』



 アキは普通に負けた。



 ダイジェットでアキのロズレイドは一撃で粉砕されてしまった。



「あーあー、負けちゃったー」



 罰ゲームとかを用意しているゲームではない。その後も二人は何度か対戦を繰り返す。



 勝敗は1対3でリンの勝利である。



 アキは悔しがりながら、新しい戦略を考える。次に勝負を挑んだ時は勝つためだ。



 そして対戦が終わったということで、



「よし、なんか交換しようぜ!」



 ポケモンの交換会が始まった。



 ポケモンには通信機能を使い、お互いのポケモンを交換することができる機能がある。



 その機能を使ったポケモン交換だ。



「リン、私がなぜ、ポケモン交換をやろうと言ったか、分かる?」



「ポケモンを自慢したいから?」



「バレてるー! ま、その通り」



 アキは自分のボックスにいるポケモンを見せる。



「ほらほら見て!! イワークの色違いだよ!」



 アキはたまたま見つけて捕まえたイワークの色違いを見せびらかす。



「おー、良いね」



 リンは適当に返す。



「なんだよ〜、その反応、つまんないなー」



「じゃあ、私のポケモンみる?」



 そうしてリンが見せたのは、ファイヤー、イーブイ、ゲンガー、ダーテングの色違い。



 アキは色違いの多さに言葉が出なくて固まってしまう。



「そ、そんな……」



「兄貴はもっと持ってるよ。しかももっとレアなやつ」



「えぇ〜〜〜〜」



 その後、アキとリンはお互いに欲しいポケモンを交換しあって交換会は終わった。



 アキは対戦には負けたが、リンから色んなポケモンがもらえて満足したようだった。



 こうして二人のポケモンバトルと交換が終わり、放課後の遊びは終わるのであった。



 その夜、リンの兄に今日の出来事を話す。



 すると兄はポケモンを久しぶりにやりたくなってしまい、ポケモンバトルで10連勝するまで終われない配信をしてしまう。しかし、なかなか勝つことができずに次の日の朝まで配信は続いてしまうのであった。



 そんな中、リンはスヤスヤと眠るのである。







【後書き】


 はいどうも、ピラフドリアです。皆さんはどのポケモンが好きですか?
 これで今回のポケモン回はおしまいです。いろいろミスとかあるかもしれませんが、許していただけると嬉しいです。



 私はポケモンはやっていたのですが、めっちゃ下手で全然勝てませんでした。これから先もしかしたら動画の方でポケモンの動画も出すかもしれないので、よかったらそちらもよろしくお願いします!!



 次回は二人ではなく、久しぶりに全員登場? になるかな?
 とりあえずは出なかったキャラは出すつもりです!!


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