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無条件の愛

それを聞いたともきは言う
(えっ、俺ことが一番大切なの)

あきひろはしまった、と思いながら顔を赤らめてそっぽを向きながら言う
(あーなんだよ、ほら、お前とは子供の時からの付き合いだからな、それにお前はよく、俺の事を大切にしてくれたからさ)

ともきは下を向きながら言った
(あきひろ、俺、誰にも言えない秘密がある)

あきひろは(なんだよ、お前こそ秘密があるのかよ、俺はもう少しで行くんだからよ、なんなら聞いてやってもいいぜ、お前の秘密とやらを)

ともき悩んだ末、言うことにした
(あきひろ、俺さ、ずっと前からあきひろの事が好きだったんだ、恋愛的な感情で)

あきひろは心臓がドキドキしながら心のなかで嬉しく思いながら動揺した
(えっ、お前、俺のことが好きだったの
いつから)

ともきは昔の事を思い出しながら言った

(あきひさは覚えてるかな、昔さ、俺遊園地に行って迷子になったろ、その時さ、迷子だった俺を探してくれてさ、泣いてる俺にあきひさが言ったんだよ、ともき、大丈夫だよ、俺がついてるからな)

そこ時さ、俺、すごく不安でさ、あきひさがいてくれてすごく嬉しかったんだ、それに何歳か忘れたけど俺さ、
なんか男の友達と一緒に遊んでて、ドキドキしてた
今でならわかるけど俺さ、ホモなんだ
やっぱり気持ち悪いと思うだろ、俺の事をさ)

ともきはそういうと泣いてしまった

あきひさは思った

(ともきはずっと辛かったんだ、自分が普通じゃあないから
でも、そんなのともきの責任じゃあない、そういう人たちもたくさんいる、
ともきはなんにも悪いことなんかしてない
でも、辛かったんだな、回りからすれば悪意の対象だもんな、でもともき、俺も同じなんだよ、俺も一緒なんだ)

あきひさはともきを抱きしめると言う

(ともき、辛かったな、今まで、俺も秘密を隠してたんだ
ともき俺も同じなんだ、女より男が好きなんだよ)

ともきが(えっ)と言いながらあきひさの顔を見ると、あきひさは笑顔でともきの唇にキスをした

ともきはドキドキしながら言う
(あきひさ、あきひさも俺と同じなんだ、良かった、あきひさに嫌われなくて、キスされちゃった)
と言って照れた

あきひさは言う
(ともき、確かに普通なら変だけど、そもそも普通ってなんだよ、他人の普通と俺たちの普通が違ったって良いじゃないか、他人に合わせる必要なんてないさ、他人は他人、自分は自分だからさ、ただ他人からしたら気持ち悪いんだろうな、だから絶対信用できるヤツ以外にこの事は言うなよ、いい標的にされるぜ、俺はお前の事が好きだよ、
他人に理解してもらおうとは思ってない、俺は俺の幸せが必要だからさ、お前もお前自信の幸せを勝ち取れ、
他人に会わせなくても幸せにはなれるさ)

と言ってもう一度抱き締めた

ともきは(うんっ、わかった、あきひさ)
と言う

あきひさは離れると言う
(ともき、俺は今日東京に行くけど、落ち着いたらこいよ、その時は一緒にゆっくりしよう)

ともきは悲しい顔をしながら言った
(わかった、あきひさ、俺、あきひさが落ち着いたら必ず東京に行く、その時は電話して、あきひさ、寂しくなるけど最後じゃあない、だから俺は待つことにするよ、元気でね)

あきひさは(わかった、必ず電話するからな、その時はこいよ)

二人は部屋を出て下に行った


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