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はいたら大将対ローレンスバルボア

カオルたち全員が扉を通り出ると、巨大な闘技場に出た

はいら大将は言う
(ここがた戦いの場だ)

そう言うとはいら大将は闘技場に行った

ハルボアは闘技場を見ながら歩き出した

カオルはハルボアを心配しながら言う
(ハルボア、気をつけて)

ハルボアは後ろを振り返り笑顔で笑った

ハルボアとはいら大将はにらみ合いながら動かなかった

はいら大将は腰に着けた宝剣を鞘から抜くと言う

(ひょっ子、稽古をつけてやろう、自慢の剣を出すがいい)

ハルボアは笑いながら右手を上にあげると言う

(エクスかリバー)

ハルボアの右腕が光輝くと聖剣エクスかリバーが出現した

ハルボアは構えるとエクスかリバーは言う

(なんと、今度の敵は神将か、しかしバルボアよ、勝てない相手ではないな)

ハルボアは言う

(まー神様にも強いヤツとそこそこ強い

ヤツがいるらしいな)

はいら大将はその言葉を聞いて激怒しながら言う

(思い余るな、人間よ、本気で我にかなうとでもおもうたか)

ハルボアはフーと息を吐きながら言う

(ごちゃごちゃうるさいね、アンタ、かかってきな)

バルボアとはいたら大将は剣を構えながらお互いのスキをうかがった

バルボアは少しずつ距離を縮める走り出してはいら大将にざんげきをあびせた

はいら大将はバルボアの剣をかわしながらざんげきをくりだす

剣と剣が撃ち合い火花が散った

二人はいったん離れるとバルボアは思った

(さすがに強いな)

はいら大将は顔が厳しくなりながらスキをうかがっていた

その光景を見ていた薬師如来と十二神将とカオルとククトは息を飲みながら見ていた

十二神将の一人であるばさら大将は言う
(なるほど、あのバルボアと言う男、確かに魔界女王を護衛するだけはある、
はいらは気を抜けば確実にやられるぞ)

それを聞いたククトばさら大将に笑いながら言った

(何を勘違いしている、ばさらよ、バルボアがあの程度のヤツを倒せないわけがなかろう、しかし、これでは薬師如来も大変よな、あの程度の力しかないとは、神将の名前がなくと言うものよな)

と笑った

十二神将たちは怒りながらククトを見た

ばさら大将は言う

(ふん、ククトよ、たしかにバルボアと言う男は強い、だが、まだはいらは本気をだしてなどおらん、戦いはこれからよ)

と言い試合を見た

カオルはかククトに小声で言う

(ククト、ダメだよ、そんなこと言っちゃあ、相手は神様達だよ)

カオルはククトが言った言葉に少しびびっていた

しかしククトは嘲笑いながら言う

(ふん、所詮、こんなところよな)

カオルは冷や汗をかきながら試合を見た

薬師如来は試合を無表情で見ていた


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