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「だから、私とエッチしよ?
 そしたら、全てを忘れ何も失うことがないんだ」

 僕は、愛の体を優しく抱きしめた。

「愛……」

「お兄ちゃん……」

 僕は、愛の唇にキスをした。
 舌と舌を絡み合わせ、そして、そっと愛をベットの上に押し倒した。
 もう、なにもわからなくなった。

「わからなくていいよ。
 私の全てをお兄ちゃんにあげるから」

 僕は、まだ膨らみきってない愛の胸を揉んだ。

「くすぐったいよ……
 お兄ちゃん」

「そっか。
 じゃ、もっとこうしよう」

「あははは…
 くすぐったいよ…」

 僕は、何度も何度も愛の胸を揉んだ。
 愛の声が、笑い声から喘ぎ声に変わった。

 もう頭の中が真っ白になった。
 全てが、なすがままに……
 流れるままにすべてを任せた。

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