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「僕は、女には手を出さない主義なんだ！」
「ってか、スカートをめくるのも酷いよ！！」
「じゃ、殴ったほうがよかった？」
「わー
暴力はんたーい」
そんな僕たちのやりとりを見て、愛が笑った。
「お姉ちゃんとお兄ちゃんってホント仲が良いよねー
まるで、恋人同士みたい」
「えー？
こんな奴と恋人なんてなりたくないよー」
瞳が、全力で否定する。
「僕だってごめんだー」
「よかった」
「え？」
「じゃ、お姉ちゃん」
「ん？どうしたの愛」
「私がお兄ちゃんを貰っても良い？」
「えーーーー？」
愛のバクダン発言により僕らは驚く。
「私、お兄ちゃんの事が大好きだもん」
「うー
仕方がないなぁー」
瞳が、口をとがらせて言った。
