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「あの、私、一年の月城 澪(つきしろ みお)って言います」

「じゃ、下級生だね。
 僕は、結城 真白、二年だよ」

「私は、結城 瞳。
 同じく二年よ」

「同じ、苗字…
 双子さんですか?」

「義理の姉弟なの。
 そして、私が、この子のお姉さん!」

 瞳は、そう言うと僕の頭をポンと叩いた。

「おいおい」

 月城さんが、僕の顔をじっと見ている。

「えっと、僕の顔に何かついている?」

「いえ、あの……亡くなった兄に似ているので……
 その……」

「そうなんだ……」

 なんか、悪い事聞いちゃったな。

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