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冒険54

ヘラの家。「話したいことは全部話したね。ならネク、婆様、今から俺は出かけますね。」ヘラは言いました。「出かける?!今、こんな大事な時に、あなたはどこへ行くつもりだ?もしかして、ヘラ、あなたは骸骨に会いに行くつもりか?!」婆様は言いました。「婆様、彼の名前は骸骨ではない、彼の名前はダンテです!常にあの骸骨で呼ばないで欲しい!覚えてた?彼の名前はだ、ん、て、ダンテです!俺は彼に会いに行く。」ヘラは言いました。

「彼の名前はどうでもいい!我は彼の名前は覚える気がない!ヘラ、あなたはここまで彼のことを好きになったの?信じられない、本当に信じられない!ヘラ、あなたは男嫌いではなかったか?」婆様は言いました。「婆様、私も驚いたんです、実は。ねえヘラ様、確かにダンテさんは素敵な男性ですが、彼は骸骨だよ、骸骨!確かに彼は私達が出会っていた男達と違う、彼も私達ラミアの大恩人でもある、でも骸骨は生物ではないです!最初私が反対しなかった理由はヘラ様は遊んでいると思っていたからです。ヘラ様がここまでダンテさんのことを好きなって、私は本当に思わなかったです!ヘラ様、正直に答えなさい、あなたはダンテさんの嫁になりたい?」ネクがヘラに聞きました。

「よ、よ、嫁はまだ早い!も、もっと時間経てば、嫁になるかも。。。」ヘラの顔はとても赤くなった。「ま、マジか。。。」ヘラの反応を見て、婆様はとても驚いた。「確かに以前の俺は男嫌いでした。。。婆様が俺を阻止している理由、俺はわかってる。あの時は最悪だった、俺は初めて好きになった男に騙されて、傷された。心の傷を治すために、俺は一生懸命働いて、一生懸命トレーニングをして、そしていつの間にか俺はラミア族の首領になった。あの事件以来、俺は愛を捨てたい、男を捨てたい、でも同時に心の奥はまだ愛を信じたい。」ヘラは言いました。「もう一度信じても、また騙せれる可能性はあるのよ、ヘラ。」婆様は言いました。

「それでも構いません、なぜなら俺は本物の愛を感じられる気がする。婆様、これは縁、運命かもしれない、こんな俺の前にダンテが現れた。彼と一緒に過ごした時間は短い、ですが彼と一緒過ごした時間は本当に楽しいです。
今の俺はもっと彼と話したい、彼と一緒にいろいろな場所に行きたい。婆様、ネク、俺はダンテのことを好き、愛してます。」ヘラは言いました。「随分変わりましたね、ヘラ様。」ネクは言いました。「ああ、悪い方向になあ!」婆様は言いました。

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