とある引きこもり
ある二人の人物がみょうせいじに相談にごとにやって来た
車で約、2時間くらいかけて来ていた
みょうせいじにある駐車場を借りると彼らは心身を喪失させながら門をくぐる
二人を出迎えたのは僧侶であるようとメガネをかけたはせがわだった
二人を見るとようとはせがわは近づいて言った
よう
(こんにちは、遠いところからようこそおいでくださいました、あさかさんですね
あさかごんぞうとみさこは挨拶をしながら言う
(はい、この間、ご連絡させていただきましたあさかです、本日はよろしくお願いします)
みさこは礼をすませると手土産のお菓子をように渡す
はせがわは笑顔で言う
(あーあさかさん、わざわざありがとうございます、頂戴致します)
ようは笑顔で言う
(では、こちらにどうぞ)
と言って本殿に案内した
本殿には椅子と机があり、ノートとペンと消しゴムが置かれていた
ちなみに他の人は誰もいなかった
はせがわは言う
(さっ、こちらへどうぞ)
と言って、あさかたちを椅子に座らせた
ようは笑顔で言う
(では、あさかさん、こちらに悩み事をご記入ください)
ごんそうは(はい、わかりました)と言って妻と相談にしながらノートに悩み事ををかいた
今回の相談の内容はこんなものだった
1人子っの息子は今年で31歳になる
26歳までは働いていたが、あるときに仕事をやめて家に引きこもってしまったらしい
数年前から親に対する暴力もひどく、ごんそうたちはもう、年金暮らしなので息子の面倒を見るのは限界に来ているらしい
なんとか、息子を立ち直らせて、働き、自立させるにはどうしたらよいものかという内容の相談であった
内容を下記終える頃、ようが暖かいお茶を2つ持ってきて言う
(こちらをどうぞ、美味しいですよ)
と言って机に置いた
二人はありがとうございますと言ってゆっくりと飲んだ
はせがわはでは、しばらくお待ちください
と言って住職のかなぎの部屋に行った
ごんそうとみさこは苦しい顔をしながらように言う
(まったく情けない話ですが、もう、どうしていいのかわからなくなりまして)
ようは優しい顔をしながら二人の相手をした
ちようせい寺は相変わらず相談者はあまり来なかった