復讐完遂者の人生二周目異世界譚 (外部サイトで読む

御鷹穂積

黒野幸助(くろのこうすけ)は復讐者だった。
 陵辱の果てに凍死という非業の死を遂げた双子の妹。
 最愛の妹の仇を討つ為、当時十三歳だった幸助はありとあらゆる手を講じた。
 そして五年の時を掛けながら、復讐を果たしたのだ。
 だが復讐を果たした時、犯人を殺す為だけに生きてきた幸助はそれ以降を生きる気力をたもつことが出来なかった。
 だから犯人を殺したのと同じナイフで自分の首を掻き切ろうとする。
 しかし、そこで声が聞こえた。
『勿体無いのではないか?』
 気付いた時、そこは既に自分の居た場所、居た日本、居た世界ではなく。
 前世で不幸だった者が強力なステータス補正を受ける――異世界だった。

  • 重要なフレーズ

    重要なフレーズ

    くろのこうすけ
    黒野幸助
    非業の死
    復讐者
    ステータス補正
    犯人
    復讐完遂者
    陵辱
    人生二周目異世界譚
    たもつこと
    凍死
    ナイフ
    最愛
    前世
    果て
    双子
    気力
    自分

    Web Services by Yahoo! JAPAN

小説を読む(外部サイトで読む)
★と感想

★を贈る

星を選択して「いいね!」ボタンを押してください。投票後、「いいね!を取り消す」ボタンを押せばいいね!を取り消すことが可能です。

感想を書く

感想を500文字以内で入力してください。入力した内容は作者の承認後、感想欄に表示されます。

通報をする

読者への感謝の気持ち