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その世界の9割9分8厘は異形に埋め尽くされていた。残された人の領域は「王都セントール」のみ。歴代の王女は一生に一度"勇者召喚"を行えるが、召喚で"アタリ"を引く確率は5回に1回。そのうえ、今更勇者を一人呼んだところで焼け石に水。それならば「"勇者を何回も召喚できる人"を召喚したらいいじゃない」ということで、王女の"勇者召喚"で呼び出されたのは「葛山 充(くずやま あたる)」。彼はソシャゲガチャでクズレアを引くプロフェッショナルだった。
1日1回入手できる「スタミナコイン」で、今日も勇者ガチャいってみよう!!
勇者ガチャルール
・1日1枚スタミナコインを入手できる
・スタミナコイン1枚で1回ガチャれる(貯めておけば無料で何回も引けちまうんだぜ!)
・召喚した勇者は、体力が切れると送還される
・召喚した勇者は、1日経つと送還される
・召喚した勇者が「アカン!」場合には、1日1回のみクーリングオフできる(コインが戻る)
・召喚した勇者はいつでも強制送還できる
・ガチャ実施者は、召喚した勇者に"一応"の命令権を持つ
(あまり無茶なお願いはできない。なお勇者が心神喪失だったり、言葉が通じないと命令できない場合がある)
・特別ガチャ「指名ガチャ」:さらに課金することで、過去にガチャったことのある人物を指名でガチャれる
(スタミナコイン2枚消費)
ひどく適当な連載なので、各話の長さは1000字前後ですが、非常にマチマチです。ガチャよろしく、一日一話更新予定です。
0クル
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あなたの傍であなたの譚を聴いていたいの。それはまるで私の譚のようだから
その男は暗く黒くどこまでも深く染め上げられた外套に身体をすっぽり隠していた。
頭巾から見え隠れする双眸の瞳もやはり黒曜石のように黒く、左腕の鱗籠手は黒鋼で背中の両手剣の刀身、柄、全てが黒鋼だ。
幾重もの剣戟のなか白刃を受け流し叩き返してきた籠手。その傷跡は死合う相手に幾度も死を呼び込んだことを伺わせた。槍襖を食い破るよりも多く首を跳ねたであろう黒鋼の大剣は切先から柄まで鋭く、黒光の珠が滑り落ちた。
世界はあまりにも曖昧で境界線が朧げとなった。
リードランを放浪するアッシュ・グラントは空を眺めそんなことを考えた。
今日この日を迎えるまでの出来事がそう思わせたのだ。それは昨日のことでもあったし、気が遠くなるほど昔の話でもあった。アッシュ・グラントの名を含む英雄譚は幾つかあったが、その始まりは百年以上も前になる。だから決定的にコレがといえる譚はなかった。いやどちらかと云えば、それを考えることが面倒だったのかもしれない。ただ漠然と曖昧さと朧げさを頭の片隅に置いておければ良かった。
今は行方をくらました友を探しダフロイトへ到着をしたばかりだ。
そちらに力を注ぐべきなのだ。
だから息を大きく吸い込み、アッシュ・グラントはダフロイトの南大門を静かにくぐった。
※本編は文字数が多いので本当にお時間あるときに是非。
※本作は、残酷描写|暴力描写|性描写 がございます。
これらが苦手な方はお気をつけください。
※本作は「カクヨム」「Nola」「小説家になろう」「アルファポリス」へも同様のものを投稿しております3クル
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召喚された勇者は魔王を倒したけれども信じてもらえませんでした
17歳の少女、戸希乃は勇者として異世界に召喚された。
魔王討伐の旅に出発する戸希乃。
だがその直後魔王(を名乗るおじいちゃん)と遭遇、倒した魔王は赤ちゃんになって復活した。
そこから始まる勇者と魔王の珍道中。
正直不安しかありません。
週一話ペースで公開予定。
あちこちで転載公開中。
0クル
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2019年2月9日 TOブックス様から書籍化
全国の書店でお求めください!
姪が強すぎる…
叔父さん、頑張ったよ?
猟銃2丁でできることはすべてやったよ…
だけど、姪よ…
エリンよ…
お前は俺の保護なんかいらないんだな…?
っていうかいらないよね?
最後の肉親…最愛の姪───勇者エリン…
ごめんよ…叔父さんは、
ただの「猟師」なんだ────────
そんな姪と叔父さんが悪い奴を退治するため人類最強メンバーとパーティを組むことになったけど……
叔父さんな、勇者ちゃうねん。
叔父さんな、猟師やねん。
叔父さんな、普通の人やねん。
叔父さんな、聖剣とか装備でけへんねん。
叔父さんな、姪っ子より弱いねん。
だって、オジサンだもん。
だって、オジサンだもん…
オジサンだもん…
だもん…
ごめん…姪っ子エリン…
俺は、帰るよ……
ゴメン、エリン。
人類最強のパーティで、明らかに浮いた存在『猟師』、勇者の叔父。
縁故も縁故。
腕っぷしなど何もなく、足手まといのごく潰し。
あるミスから、
仲間にもフルボッコにされ、役立たずと責められた傷心のオッサン。
冷たくあしらわれて、姪を置いて帰るしかなかったのだが…0クル
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出版社 ツギクルブックス様
発売日 9月10日
イラストレーター 福きつね様
「ノアがいるとパーティにとって不利益な噂が流れるかもしれないから今日をもって追放する」
「は? どういうことだよ!」
今までこのパーティに尽くしてきた。それこそ誰かが危なくなったら身を挺して助けに入ったし、悪役も俺がかって出た。それだけ俺はこのパーティに信頼を置いていた。
(なのになんでだよ!)
暗殺者って職業が悪いイメージだから? なら俺がもっと頑張ればいいだけだろ? なのに...。すると勇者であるオリバーが
「お前の実家が王族直属の名家だからしょうがなく入れただけ。それに目的は達成したし」
そう。俺は国が勇者パーティに資金援助する橋渡しとして利用されただけ。そんなのあんまりだろ...。俺が広場でうずくまっているところに幼馴染であり、第二王女であるルビア・ローリライが提案してくる。
「私の護衛をしない?」
この出会いで俺の人生が変わっていく。この時まだオリバーは気づいていなかった。俺がどれだけこのパーティに貢献してきたことか。そこから勇者パーティの没落が始まっていった。28クル
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浮気ですか? どうぞご自由にして下さい。私はここを去りますので
結婚式の前日、政略結婚相手は言った。「お前に永遠の愛は誓わない。何故ならそこに愛など存在しないのだから。」そして迎えた驚くべき結婚式と驚愕の事実。いいでしょう、それほど不本意な結婚ならば離婚してあげましょう。その代わり……後で後悔しても知りませんよ?
30クル
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