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繁華街の外れにある。雑居ビルの地下に、そのバーはある。
繁華街は、今日も噂話に花が咲いている。都市伝説から、街で発生した事故や事件の話。
たくさんの噂が存在している。
「知っている?」
「何?」
「雑居ビルの地下にあるバーの話」
「え?何?知らない」
「昼間しか営業していないバーらしいのだけど、夜にバーに訪れると・・・」
「え?ホラー的な話?都市伝説?あのバーなら知っているけど、昼間しか空いてないよ?夜に行っても暗いだけだよ」
「うん。だから、強い。夜を焦がすくらいの”願い”が無いとダメ。”願い”の手助けをしてくれるみたい」
「手助け?」
「そう、”手助け”。それ以上でも、それ以下でもないって話だよ」
「へぇ・・・。でも、でも、あのマスターって・・・」
「うん。不思議だよね。いろいろ知っているけど、流行の話とかには疎いよね」
「うんうん。なんか、子供から急に大人になったみたいな人だよね」
「そうそう。それに、カウンターの奥の席には誰も座らせないみたいだよ」
「えぇ・・・。意味深」
「なんかね。私の友達が、聞いた話だよ。マスターの死んだ奥様の予約席だって・・・」
「えぇ嘘・・・。私は、あの席は、マスターの親友の予約席で、あのドライフラワーの送り主だって聞いたよ」
変わったマスターが営む。バーシオン。
昼間だけの営業時間だ。営業時間外に訪れる場合には、強い願いが必要になる。雑居ビルの地下で、本日も営業している。
0クル
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不思議なメールには「変化を望まないの?」って書いてあった。
お姫様は言った。「君は変われる」と。
ある日、18歳未満の人間だけに届けられた謎のメールと添付されたアプリ。立ち上げた先には、常識を引っ繰り返す新しい世界が存在していた。
いじめられていた僕は、彼女が見出したたった一つの小さな力だけを手に、新しい世界を、闘争と殺戮の世界を生き抜く。
人を殺す事で対価を得る。過酷で苛酷で残酷なこの世界の中で、僕は初めて人とつながる。
目指すのは一つだけ。この闘争の、殺戮の中で彼女と共に生きる、幸せな未来。0クル
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「また、やっちゃったよ」ウサギは、あんまり速く、はねて、はねたので、ウシロアシがついてきていないのに、ようやく気がついた。あわてると、後ろ足(ウシロアシ)を置いてきぼりにしてしまうのだ。心ばかり早足で、頭と心が浮足立った、かけ足になる。「まだかなぁ」
0クル
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ある小説投稿サイトに、創作への希望に胸を膨らます一人の底辺作者がいた。作者は投稿してもアクセス数が上がらずガッカリしたためか、力を入れて執筆しようとしていたファンタジー長編を第一話以降更新することがなかった。
作品はそのままエタったかと思われた。しかし2年後のある日、最初に作ったキャラクターである主人公の元へ作者が現れる。
健気に待ち続けていた主人公は、作者が自分の物語の元へ戻ってきてくれたと思ったのだが……。0クル
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長きに渡る隣国との戦争が終わった。
そしてその所為で最強の魔物使いライズは、非常に困っていた。
「魔物達のエサ代どうしよう?」
戦いが終わってはお金が稼げないと悩んだライズは、魔物達を活用した店を開く事を考える。
「そうだ!魔物達で何でも屋と牧場を経営しよう!」
こうして、最強の魔物達による何でも屋家業(+牧場)が幕を開けるのであった。
おかげさまでツギクルブックス様より10/10に書籍化が決定いたしました!
書籍化に伴いタイトルを変更しました。0クル
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魔王を倒したその日から、その勇者は死と友を同時に失った。
代わりに残されたのは、永遠に生きるという絶望と、不死の怪物たち。
ある時、その怪物たちは昔共に魔王と戦った人たちであるということを知らされ、彼は旅立つことにした。
魔王との闘い、つまり勇者の旅路を終わらせるために。
0クル
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