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「理香?
由香の居る場所教える気になった?」
「……」
私は、何も答えれない……
だって、私はもう死んでいるから。
私は、私の体を見つめている。
ママが、何かを言っている。
だけど、私にはわからない。
武さんが、ケタケタと笑っている。
何かを言っている。
でも、私には、わからない。
私は、ただ。
自分の体を見つめていた。
何も出来ない。
何も出来ない。
くるしい。
つらい。
歪んだ気持ちのまま私は、この生涯を終えた。
産まれて4回目の夏を迎えようとした頃に……