236章 2日目終了
2日目の幽霊退治が終了した。
幽霊感知マシーンを使用したことで、600体の幽霊を除霊することができた。1日目と比較する
と、30倍も仕事がはかどったことになる。
1日で600体を除霊すれば、34日で仕事を終えることができる。当初の予定からすれば、かなり早く終わることになる。
アカネのもとに、テオスがやってきた。
「アカネさん、おつかれさまです」
「テオスさん・・・・・・」
「600体も除霊したんですね」
「はい。今日ははかどりました」
メイホウの力があったからこそ、600体の幽霊を除霊できた。一人でやっていたなら、20体くらいにとどまっていただろう。
「報酬の60兆ゴールドを、マツリさんに渡します。好きなときに受け取ってください」
十分なお金を得ているからか、報酬に対する興味は小さくなっていた。報酬をたくさんもらうよりも、ゆったりとした生活を送りたい。
「幽霊を減らしたことで、街の治安はよくなっています。今日もお願いします」
「わかりました」
テオスは笑みを見せると、アカネの近くからいなくなった。