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僕は母さんとあさりを掘る。
母さんはそのあさりでお味噌汁を作ってくれる。僕はまた母さんとあさりを掘る。
僕が死ぬと母さんたちは悲しむ。
でも僕は、生まれ変わって、新しい母さんとあさりを掘る。
僕は母さんとあさりが好きだ。
あさりは砂抜きの時、お鍋の中でかさかさと静かな音を立てる。0クル
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あなたも行列に並びます?ナンセンス不条理劇?
ひょんなことから、ある行列に並ぶことになってしまった主人公は、優柔不断に笑ってごまかしながら、なんとかその場をしのいでいたが、あまりにも不可解なその行列は、一体何の行列なのか?
日本人て、行列が好きですよね。「行列のできる〇〇店」とか、一時期TV番組でも流行ってました。
この小説(と言えるかどうか分かりませんが)は、10年以上も昔、もしかしたら、日本人て、行列があると思わず並びたくなってしまうのでは?と思って一気に書いたナンセンスです。知人に読ませたことはあるけれど、公共の場には全くの未発表。
知人はとても気に入ってくれましたが、くだらない話なので悪しからず。
アルベール・カミュとか、フランツ・カフカとか、別役実とか、錚錚《そうそう》たる高名作家の方々のような不条理劇は書けませんが、日本の漫画でも、昔、「不条理漫画大全集」とかいうのを読んだ記憶があり、漫画っぽいものなら書けるかなと。
適切なジャンルが分からなかったので、現代文学にしておきます。
読んでいただけると嬉しいです。m(_ _)m
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桃を妊娠したことを夫に告げると、他人事のように扱われている気がした。先生に障害を持つ桃のことを聞かされた私はやれることはなんでもしようと妊婦のためのエアロビクスに参加することにした。ジムの前で、5回目の桃を妊娠した浦島サキさんに声をかけられた。これは私が桃を産むまでの話。
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芝生の広場には一定の間隔ごとにカプセルが並んでいた。[39]番。それが彼にあてがわれたカプセルだった。カプセルの中で彼は様々なバーチャル世界を体験する。そしてそこにはいつも彼女の視線があった。突き刺すような恐ろしい視線だ。やがて、彼と彼女との関係性が明らかになっていく。それは、殺す側と殺される側という役割だった。繰り返し、繰り返し、その役回りは襲ってくる。逃げることはできない。
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- 時代
- 未来・近未来
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愛未に惹かれ、白い部屋に集ったファン7人。好きで好きでたまらない女の子の部屋にはじめて入ったような抑えがたい高揚感と、スーパーのマシュマロの袋の中でしか出会わないような淡い色合いへの興味に、僕たちはまばたきすら忘れそうだった。
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